2分でわかるアメリカ

2018/02/17なんか怪しい、大統領夫人アドバイザーへの支払い


去年1月20日、異端のアメリカ大統領が誕生しました。就任式にかかった費用は1億700万米ドル(約113億円)。ほとんどは、ラスベガスのカジノ王やシェブロン、ボーイング、AT&Tなど大企業からの寄付でまかないました。

ニューヨーク・タイムズは、費用全体の約4分の1にあたる2,600万米ドル(約27億5,600万円)が、ファーストレディのアドバイザーに支払われたと詳しく報じました。
それによりますと、非営利団体が税申告などを調べたところ、就任式の費用の半分以上が4つのイベント会社に支払われていました。

もっとも多くを受け取ったのは、カリフォルニアのマリナデルレイにあるWISメディア・パートナーズでした。 創業者はステファニー・ウィンストン・ウォルコフ氏。トランプ大統領のメラニア夫人の古くからの友人です。就任式の6週前の2016年12月に設立された会社ですが、実態はよくわかっていません。

就任式委員会は、予算の余りをチャリティに寄付したことを明らかにしています。確かに寄付がありました。ただし、ハリケーン被害に300万米ドル、ホワイトハウスなどの修復団体に175万米ドル、スミソニアン博物館に25万米ドル。メラニア夫人の友人に支払った額と比べ非常に少なく、あまりにも対照的。

ウィンストン・ウォルコフ氏は、ニューヨークの社交界で有名だそうです。特にファッション業界で。2010年の誕生日パーティにはメラニア夫人が参加しています。

上からの指示か。それとも忖度か。様々な憶測を生む記事でした。

米国時間19日月曜日は「プレジデンツ・デー」のため連邦祝日。お休みし、20日(日本時間の21日朝)に再開します。
 [February 16, 2018]  No 031843841

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2018.12.11 更新中国がiPhone差し止め、微妙なタイミング中国の福建省福州の裁判所が、特許侵害をめぐるクアルコムとの訴訟に関し、アップルのiPhoneの輸入と販売を差し止める仮処分を下したことが明らかになりました。クア…
  • 2018.12.08 更新2019年のFRB、世界経済、投資マーケットの2018年のテーマは、堅調なアメリカ経済、利上げを継続するFRB、トランプ政権の保護主義的な政策でした。トランプ大統領やFRBのパウエル議長の発言で…
  • 2018.12.07 更新NY株安、ミステリーで始まったニューヨーク株式市場は5日、ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領の国葬のため休場でした。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)では、アメリカ東部時間の5日午後6時…
  • 2018.12.06 更新第41代アメリカ大統領ジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュ第41代アメリカ大統領の葬儀が5日、ワシントンで営まれました。国葬は2007年のジェラルド・フォード第38代大統領の葬…
  • 2018.12.05 更新逆イールド、景気後退の恐怖通常、償還期間が短い債券の利回りは、期間が長い債券の利回りより低い。例えば、2年債の利回りは10年債利回りより低い。ただし、逆転することがあります。金融業界で「…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカがわかる)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ