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2018/02/16シリコンバレー捨てた大物投資家

ピーター・ティール氏は、アメリカで最も成功した投資家の一人です。幼少期にドイツから家族とともに移住、弁護士、トレーダーを経てPayPalを創業しました。多くのテクノロジー企業に投資、日本円換算で3兆円近い個人資産を築きました。シリコンバレーで最も影響力がある投資家の1人。


ウォールストリートジャーナルは、ビリオネアの投資家ピーター・ティール氏がシリコンバレーを離れると報じました。サンフランシスコの豪邸などをすべて売却、ロサンゼルスに引っ越すことを決めたとしています。投資会社のティール・キャピタルとティール・ファウンデーションもロサンゼルスの新拠点に移すと伝えました。


ティール氏は右派のリバタリアンとして知られています。個人の自由と経済の自由を両方重視する思想を持っています。トランプ大統領を支持、社会的公正を重視するリベラルなシリコンバレーの中では少数派でした。シリコンバレーの文化に飽き飽きしたことが引越しの背景だとみられます。


フェイスブックの取締役を辞任することも検討しています。トランプ大統領への支持を表明して以降、別の取締役から批判されていました。ティール氏は、フェイスブックへの投資で日本円に換算して1000億円以上の利益を得ています。ここに来て思想の違いが表面化しました。シリコンバレー企業数社の取締役は既に辞めています。


ティール氏は2012年にロサンゼルスのサンセット・ストリップに豪邸を購入しました。その頃から、ロサンゼルスへの移住を準備していた可能性があります。


ロサンゼルスの海岸近くにIT企業が相次いで創業、有力なIT企業が大きな拠点を設けました。ビーチバレーと言われています。ティール氏の移住で、さらに活気付くかもしれません。


[February 15, 2018]  No 031843840

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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