2分でわかるアメリカ

2018/01/23静かに消えた本屋

全米最大の書店チェーンのバーンズ&ノーブル。近くの商店街「サンタモニカ・プロムナード」店がお気に入りでした。先週たまたま通りかかったところ、閉まっていました。調べてみると、去年夏に静かに閉店、24年の歴史を閉じたとコミュニティ紙が伝えていました。ロサンゼルス西側の唯一の店舗でした。


本屋が消えつつあるのは、もちろんアマゾンの影響が大きい。ITunesの登場でレコード店がなくなったのと同様に、電子ブックの普及で紙の本を買う人が減りました。紙の本に関しても誰もがアマゾンで安く買っています。日本人はCDや紙の本などを買っていますが、世界的にみると極めて特異な現象です。


アマゾンはスーパーマーケットも変えようとしています。買収したホールフーズは乳製品など必需品の価格を大幅に下げました。22日には、レジがないスーパーの1号店を本社があるシアトルで開店しました。


成長を続けるアマゾンは、第2世界本社を設立する計画です。少なくとも50億米ドルを投資、5万人を雇用する見通しのため、238の都市が名乗りを上げました。


アマゾンは今月、第2本社の候補地の20都市を公表。ニューヨーク、ロサンゼルスのほか、ワシントンDC、テキサスのオースティン、アトランタ、ボストン、インディアナポリス、そしてカナダのトロントなどが候補に残りました。有力なのは、ワシントンDC、ボストン、そしてオースティンとみられています。年内に決まる方向です。


アマゾンがライフスタイルを今後どう変えるか。目が離せません。


[January 22, 2018]  No 031843822


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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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