2分でわかるアメリカ

2018/01/1187歳のバフェット氏の後継者は誰に?

「投資の神様」もしくは「オマハの賢人」と呼ばれるバフェット氏は現在87歳。バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイのチャーリー・マンガー副会長は94歳。いずれも高齢のため、後継問題が頻繁に話題になります。過去に有力な後任候補の名前が何度もあがりましたが、いつの間にか消えました。

ただ、今回はバフェット氏の本当の後継者になる可能性が高い、ともっぱらの噂です。バークシャー・ハサウェイは10日、エネルギー部門のトップであるグレグ・アベル氏、再保険部門のトップのアジェット・ジェイン氏の二人が取締役会に加わったと発表しました。取締役会12人の定員を14人に増やしました。

同時に、バークシャー・ハサウェイは、アベル氏を非保険事業担当の副会長に、ジェイン氏は保険事業を担当する副会長に昇格したことも明らかにしました。バフェット会長とマンガー副会長は引き続き現職にとどまり、主要な資本配分や投資活動などを決定するとしています。

CNBCに10日出演したバフェット氏は、今回の人事について、「今後の後継問題を念頭においた動きだ」とコメントしました。アベル氏とジェイン氏の二人については、「バークシャーの血が流れている、会社にとっても自分にとっても非常に良い」と述べました。発言を受け、後継者をめぐる憶測が広がりました。

ところでバフェット氏は、古いフリップフォン(ガラケー)を愛用しています。CNBCのスタジオで背広のポケットから出したサムスン製のガラケーをみせました。アップルのティム・クックCEOから「iPhoneに切り替えてください」と何度も言われたそうですが、ガラケーを手放すことはありませんでした。

バフェット氏は長期的な視点で割安株に投資することで知られています。携帯電話の選択にもその精神が生きているのでしょうか。

[January 10, 2018]  No 031843815

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2018.12.19 更新17案件プラストランプ大統領が今週21日にフロリダに移動、16日間のクリスマスおよび年末年始の休暇に入るそうです。メキシコとの国境に壁を建設する予算で議会と対立、政府機関の一…
  • 2018.12.18 更新サンタクロース・ラリー来ない?クリスマスの前後から1月にかけて株式相場が上昇することを「サンタクロース・ラリー」と言います。クリスマスが近づくにつれ節税のための売りが減少、1月は新規の資金が…
  • 2018.12.15 更新トランプ大統領、任期全うできるか12月9日からの1週間は、トランプ大統領にとって就任以来で最悪の週だった。ワシントンポストのコラムニストが伝えました。確かに、トランプ大統領に打撃となるニュース…
  • 2018.12.14 更新アメリカのガラパゴス日本に帰国する際は非接触型ICカードを使っています。JR東日本のSuicaや首都圏の地下鉄やバスで利用できるPASMO。コンビニや自販機でも使えて便利だと思いま…
  • 2018.12.13 更新FRBの利上げけん制、最後のプッシュアメリカのトランプ大統領が11日、ロイターのインタビューを受けました。ウォール街で話題に。金融情報に強い通信社による単独インタビューのため、慎重に準備したことが…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカがわかる)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ