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2018/01/05「激しい怒り」で新年迎えたトランプ大統領

自らが所有するフロリダのゴルフリゾートで年末休暇を過ごしたトランプ大統領。ホワイトハウスに戻って早々、スタッフから聞かされた話に激怒したそうです。ニュースチャンネルをみる限り、相当怒っているようです。


聞かされたのはジャーナリストのマイケル・ウルフ氏の著書「Fire and Fury: Inside the Trump White House(炎と激しい怒り:トランプ政権の内側)」の内容。この中でスティーブ・バノン前首席戦略官は、大統領の長男トランプ・ジュニア氏らが2016年6月にロシア人弁護士と面談したことについて、「売国的」で「反逆行為」だと表現しました。ウルフ氏のインタビューに答えた発言です。


2016年の大統領選に貢献、トランプ大統領の思想に大きく影響を与えたとされるバノン氏。去年8月に事実上解任されましたが、その後もトランプ大統領と定期的に電話で連絡をとっていました。


トランプ大統領は3日、バノン氏について「職を失っただけではなく、正気も失った」とツイッターに投稿しました。ホワイトハウスのサンダース報道官は「ばかげた主張だ」と一蹴。さらに、トランプ大統領が雇ったビバリーヒルズの弁護士は4日、著者のウルフ氏と出版社のヘンリー・ホルトに対し販売差し止めを求めました。


長男ジュニア氏のロシア人弁護士との面談は、モラー特別検察官による「ロシア疑惑」捜査の焦点の一つ。元側近で盟友のバノン氏の「売国」発言がトランプ大統領の怒りを買ったようです。


ウルフ氏が書いた本は来週9日に発売されます。発売前ですが、アマゾンでベストセラーの1位になっていました。トランプ大統領が激怒したという話題が宣伝になったのかもしれません。「最も物議を醸し出すトランプ政権の内幕。カオス状態の大統領執務室の新たな詳細」との本の紹介文に惹かれ、予約注文してしまいました。


 
[January 04, 2018]  No 031843811

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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