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2017/11/01トランプ大統領のアジア歴訪は安全か

ニュースチャンネルのMSNBC。29日に出演したニュースサイト「マクラッチー」の女性記者が、トランプ大統領のアジア歴訪中に北朝鮮がミサイル発射実験を実施する可能性があるとの見方を示しました。トランプ大統領が北朝鮮に対し威嚇を続けたことを念頭に、「トランプ大統領は言葉を選んだ方がいい」と警告しました。韓国の通信社も類似した報道をしています。

トランプ大統領が3日からハワイを経由してアジア歴訪に出発します。5日に日本、7日に韓国、8日から中国を訪問します。貿易問題をはじめ幅広い分野で訪問国の首脳と意見を交換するものとみられますが、最大の焦点は北朝鮮問題です。

国連総会で、トランプ大統領と「言葉の戦争」を展開した北朝鮮は、9月なかば以降、新たな軍事的挑発を行っていません。トランプ大統領のアジア歴訪、特に日本と韓国の訪問を前に、けん制するメッセージを送っていますが、それらが何を意味するのか不明です。

ウォールストリートジャーナルの最新の世論調査によりますと、トランプ大統領の北朝鮮に対する行動を支持しないとする回答が51%に達しました。支持すると答えた人が34%、それを上回りました。トランプ大統領の支持率は38%と、就任後最低の水準に低下しました。別の調査では、トランプ氏の支持率は33%にとどまりました。

いま世論調査を実施すれば、トランプ大統領の支持率がさらに低下している可能性があります。アジア歴訪を控えた今週、「ロシア疑惑」で大きな進展がありました。

去年の大統領選でトランプ陣営に関わった2人が起訴されました。また、外交政策の顧問だったパパドブロス氏は、罪を認め、モラー特別検察官に全面的に協力する姿勢を示しています。トランプ大統領に都合の悪い情報が明らかになる可能性があります。モラー特別検察官は捜査を加速させていて、トランプ大統領の12日間の留守中にもさらなる進展があるかもしれません。ワシントンでは、「次は誰だ」と囁かれているそうです。

ホワイトハウスの報道官は、2人の起訴は政権と関わりがないと述べました。その一方、CNNは、トランプ大統領が「seething(煮えくりかえっている)」と報じました。


 [October 31, 2017]  No 031843768

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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