2分でわかるアメリカ

2017/10/27パスポート世界最強は? 日本に負けたアメリカ

アートン・キャピタルの世界のパスポート指数。インターネット上でリアルタイムのランキングを表示しています。ビザ(査証)無しでどれだけ多くの国を訪問できるかで順位が決まります。


シンガポールが初めて単独トップに躍り出ました。これまでドイツと同率首位でしたが、南米パラグアイがシンガポール人のビザ無し渡航を認めたことで単独トップに。シンガポールのパスポートがあれば、アメリカ人にとってビザが必要な中国、キューバ、ブラジルへビザ無しで渡航できます。


ドイツが単独2位。3位にはスウェーデンが入りました。意外ですが、韓国も同率で3位でした。日本は4位グループ。イギリス、フランス、イタリアなどヨーロッパ7カ国と同率でした。5位グループには、オランダなどヨーロッパの6カ国。歴史的に、ヨーロッパのパスポートは強いとされています。


アメリカは、カナダ、アイルランド、マレーシアと並んで6位でした。トランプ大統領が就任して以降、「確実に?」順位を下げています。在イスタンブール領事館のトルコ人職員が逮捕されたことをきっかけに、アメリカとトルコは互いにビザの発給を停止しました。その影響で、アメリカは6位に順位を下げました。


ランキング最下位はアフガニスタンのパスポート。北朝鮮はリビアと並び下から8番目でした。


アートン・キャピタルのリストは、人気ランキングではありません。節税目的の一部の富裕層を除けば、シンガポールのパスポートを取得したいと考える人がアジア以外の国で多いとは思えません。アメリカは人気ランキングでは依然として世界トップ水準だと想像しますが、異色の大統領の登場でそれも変わるのではないかと思います。個人的意見です。


 
[October 26, 2017]  No 031843765

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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