2分でわかるアメリカ

2017/08/26違いすぎて戸惑う、日米の数字感覚

ロサンゼルスのほとんどの学校では、今週が入学式もしくは新学期。といっても、日本の学校のように入学式や新学期の式典らしきものはありません。普通に始まります。

娘が通うサンタモニカの高校は22日火曜日から始まりました。始業時間は午前8時16分。毎週水曜日は9時38分がスタート。あまりも中途半端な時間なので、娘が冗談を言っていると思ったのですが本当でした。学校から正式なお知らせがメールで届きました。ちなみに、高校は毎日午後3時16分に終わります。

キリのいい時間に始まる学校に慣れている日本人には「変すぎる」。アメリカで生活していると、日本人との数字の感覚の違いに戸惑うことが少なくありません。そういえば、ロサンゼルス空港発ホノルル行きのアメリカン航空の便に午後10時04分発というのがあります。電車ではないので、時間通り出発するとは思えませんが。

ATMも日本と違います。アメリカのATMで現金を引き出す場合、すべて20米ドルで出ます。日本のATMで2000円札が出ることはありませんし、ショップで2000円札を受け取ることは極めて稀。アメリカ人は20米ドルが最も使いやすいと考え、日本人は1000円札と1万円札を使う。

4分の1を好んで使うこともアメリカの特徴です。ショップでは、「25%値引き」をよく見かけます。お金の数え方も4分の1。25万米ドルのことをquarter million dollar、つまり「100万米ドルの4分の1」と一般に言います。25セント硬貨をquarter(クォーターと発音。4分の1の意味)と呼び、自動販売機ではこの硬貨しか使えません。日本もそうだと困るでしょうね。そもそも25円硬貨がありません。

話しはすこし逸れますが、モスクワに駐在していた際、旧ソビエト時代に、1コペカ硬貨の他に2コペカと3コペカの硬貨があったことに驚いたことがあります。15コペカ硬貨というのもありました。数字の感覚は文化の違い。日本の常識は通用しません。

 
[August 25, 2017]  No 031843723

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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