2分でわかるアメリカ

2017/08/22皆既日食とトランプ政権の転換?

太陽と月が重なり、完全に隠れるSolar Eclipse(皆既日食)が21日、99年ぶりにアメリカ大陸を横断しました。

軌道を外れたロサンゼルスでは一部しか確認できませんでした。それでも外で空を見上げる人を多く見かけました。ネットや主要ネットワークが生中継、オレゴンやアイダホなどには世界中から観光客が集まるなど大きな盛り上がりをみせました。

再就職支援会社チャレンジャーは、観測のため外出する時間を20分と試算すると、少なくとも6億9400万米ドル(約760億円)の生産性の損失が出るとの推計を発表しました。スーパーボウルの翌日などと比べると損失額は限定的だということです。

よくわからないのですが、占星術の専門家によりますと、皆既日食はトランプ大統領にとって非常にネガティブなのだそうです。ニューヨークに拠点を置く占術師は、皆既日食をきっかけにトランプ大統領が隠していた不都合な事実が明るみに出るとUSA Todayにコメントしました。皆既日食が前回アメリカ大陸を横断した1918年。スペイン風邪が大流行、世界第一次大戦が始まろうとしていました。

皆既日食を控えた先週は、トランプ大統領にとって転換点でした。ニューヨークのトランプタワーでの白人至上主義者やネオナチを擁護する発言で「人種差別大統領」とのレッテルが貼られました。

ロサンゼルス・タイムズは「もう十分だ」とトランプ大統領を痛烈に批判しました。ニューヨーク・タイムズは「大統領失格」だと社説で主張しました。ニューヨーカー誌とエコノミスト誌は、トランプ大統領と白人至上主義のKKKの白い帽子を表紙に描きました。

自信が所有するニュージャージーのゴルフ場での17日間の夏休みを終え、トランプ大統領がホワイトハウスに戻りました。バルコニーから空を見上げていたそうです。
 

[August 21, 2017]  No 031843719

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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