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2017/07/13「コーンFRB議長」説

来年2月で任期を終えるFRBのイエレン議長が再任されるのか。それとも新たな議長が指名されるのか。アメリカ経済だけではなく、世界に影響するだけに注目を集めています。前の3人の大統領と違い、どうやらトランプ大統領は交代させる方向で検討しているようです。

有力視されているのがゲーリー・コーン氏。トランプ政権の国家経済会議の委員長です。CNBCが4月に「有力候補」と伝え、ポリティコが11日に「コーン氏が望めば、FRB議長の職を得られそうだ」と関係筋の見方を伝えました。

コーン氏はゴールドマン・サックスの元ナンバー2。アルミの窓枠などの営業職からコモディティのトレーダーに転身。1990年にゴールドマンに入社しました。債券、為替、コモディティ、株式取引を統括するようになり、2006年にゴールドマンの社長兼共同COOに昇格しました。いわゆる「たたきあげ」です。

トランプ大統領の信任が厚いとされるコーン氏。仮に、トランプ大統領に指名された場合も、上院の承認が必要です。議会関係者は、ポリティコに対し、「コーン氏が適任だと考える共和党上院議員は少ないかもしれないが、おそらく幅広い支持が得られるだろう」と語りました。

一方、金融記者のロン・インサナ氏は、「コーン氏がFRB議長になるということはカジノ経営と同じことだ」と主張しました。「ギャンブルだ」としています。トレーディングや管理業務の経験に加え規律と経済の基礎があるゴールドマン出身のロバート・ルービン元財務長官はハミルトン長官以来の最高の財務長官と評されたが、コーン氏は学歴も規律もないとしています。その上で、自分だったら、JPモルガン・チェースのダイモンCEOをFRB議長に推薦すると述べました。


[July 12, 2017]  No 031843691

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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