2分でわかるアメリカ

2017/07/11トランプ支持者はチップが多い

夏休みで海外旅行中の人、もしくは旅行を計画している人も多いと思います。日本人が海外で頭を悩ますのがチップ(Tip)です。計算が面倒。余分なお金を払わされるようで気分が悪い。

ヨーロッパやオーストラリアなどでは端数を渡す。というのが一般的です。これに対しアメリカでは、レストランやタクシーなどの料金の15〜20%が相場とされています。あくまでも目安。税金と違いサービスを受けた人の気持ち次第です。

アメリカ人は実際にどれくらい払っているのか。クレジットカーズ・ドットコムが1002人のアメリカの成人を対象にした調査では、北西部に住む共和党支持の男性が最も多くチップを払っていることがわかりました。ドナルド・トランプ大統領の支持者。主な支払い方法はクレジットカードで、チップの中間値は20%でした。

一方、南部に住む民主党支持の女性は現金で支払う人が多く、チップ額の中間値は16%でした。去年の大統領選でヒラリー・クリントン候補を支持した人が多い層です。

それにしても高い。習慣とはいえ、なぜ15%以上も払わなければいけないのか。CNBCによりますと、レストランの給仕担当らの時給は平均で2米ドル13セント(約243円)しかなく、残りの収入をチップから得ています。つまり、ウェイターやウェイトレスの収入のほとんどがチップ頼りになっているということです。最低賃金を下回る時給+チップは問題があるとの批判があります。

 調査では、チップを払ったことがないと答えた人が2%。そして、ときどきしか払わない人が7%いました。「チップを忘れ、追いかけられた」とアメリカ人から聞いたことがあるので、少し驚きでした。

ところで、トランプ大統領はレストランでいくらチップを払うのでしょうか。


[July 10, 2017]  No 031843689

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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