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2017/06/16トランプ大統領の誕生日、最悪だった

アメリカのドナルド・トランプ大統領は1946年6月14日生まれ。昨日は71歳の誕生日でした。それに合わせるようにニューヨークからホワイトハウスに引っ越したメラニア夫人、息子のバロン君と祝うことを楽しみにしていたと想像します。しかし、この日は最悪でした。

ワシントンD.C.とポトマック川を挟んで隣接するバージニア州アレクサンドリアで銃の乱射事件が発生しました。「アメリカンパスタイム」と呼ばれる野球の練習に訪れた共和党下院のスカリス院内総務が負傷、他に議会スタッフ、ロビイスト、警護官の3人も撃たれました。スカリス院内総務は重体だと伝えられました。

銃撃犯のホジキンソン容疑者は、去年の大統領選で民主党のサンダース候補を支持、選挙ボランティアをしていたことがわかっています。詳しい動機は不明ですが、フェイスブックに「トランプ大統領を破滅させる」などと激しく批判する投稿をしていたことがわかっています。

トランプ大統領は事件発生後すぐに「悲劇に深く悲しんでいる。平和を望む」との声明を発表。スカリス院内総務らが運ばれた病院に向かいました。長女のイヴァンカさんが深く関与した職業訓練の規制を撤廃する大統領令の署名式のイベントを延期しました。

トランプ大統領が誕生日のディナーの席に着く頃、悪いニュースが再び届きました。モラー特別検察官が、トランプ大統領の捜査に着手したとワシントン・ポストが報じました。ロシア疑惑の捜査を妨害しようとした可能性について捜査しているとしています。スクープ記事は、ニュースチャンネルが大きく取り上げたほか、ウォール・ストリート・ジャーナルなど主要紙も後追い報道しました。

まさに最悪の誕生日。ニューヨーク・タイムズは、トランプ大統領が危険な武器が簡単に手に入る社会を容認する限り、アメリカは平和にならないとする社説を掲載しました。


[June 15, 2017]  No 031843673

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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