2分でわかるアメリカ

2017/04/12初来日の米国人が驚いたこと2

日本の宅配便は、アメリカと比べて優れていると個人的に思います。過重労働時間が社会的問題になっていますが、便利さが多少劣化しても日本では「なくてはならないサービス」になっていると思います。

ただ、外国人訪問客が宅配サービスを活用できるかについては疑問です。活用できていれば、新幹線内で大きなスーツケースで汗をかく外国人がこれほど多くないと思うからです。

一方、アメリカで「なくてはならないサービス」なのに、日本にないものがあります。「Uber(ウーバー)」と「Lyft(リフト)」です。いわゆる配車サービス。規制とタクシー業界などの反発の影響で、日本では利用できません。

アメリカ人の多くが、羽田や成田、もしくは関空に到着した際、入国審査を終えてまずすることは、スマートフォン(スマホ)のウーバーやリフトのアプリを立ち上げることだと思います。行き先までの料金が確定できるし、車種が選べる。なにより料金がタクシーと比べて大幅に安い。利用できないことを知り、ガッカリする様子が目に浮かびます。

ロサンゼルスの主要空港LAXには8つのターミナルがありますが、ターミナル間に最近、タクシーとは別に配車サービス専門の乗り場が新設されました。最近は、ウーバーをうまく活用している日本人旅行者もみかけます。英語がわからなくても利用できるし、チップを渡す必要もないので助かっているのではないかと想像します。

いま日本にいて、初来日のアメリカ人が同行しています。新幹線の中で、ウーバーがない理由を聞かれました。羽田空港で「英語が通じないタクシー」に苦労した彼は、タクシーの古さにも驚いたそうです。「日本は未来の国だと思っていたのに、タクシーは30年前の乗り心地だった」と話しています。初来日したアメリカ人の最初の印象です。

米国東部時間の12日(日本時間13日朝)の出稿は、移動のためお休みします。13日(日本時間14日朝)に再開します。

[April 11, 2017]  No 031843629

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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