2分でわかるアメリカ

2017/03/15大統領が好きな番組、視聴率が急上昇

日本では「森友学園」をめぐる政治ニュースが非常に目立ちますが、アメリカではトランプ政権をめぐる政治ニュース一色です。

ケーブルテレビの3つのニュースチャンネルを視聴する時間が増えました。これまでは、主に株式を中心にマーケットをカバーするCNBCばかり見ていました。「政治ショー」が面白く、CNN、フォックスニュース、そしてMSNBCを比較しながら観ています。「ネットサーフィン」ならぬ「ケーブルニュースサーフィン」。

ロサンゼルス・タイムズによりますと、フォックスニュースの朝の番組「フォックス&フレンズ」の視聴率が急上昇しています。トーク中心の番組ですが、大統領選に出馬する前の4年間、トランプ氏が毎週月曜に電話で出演していました。リベラルなメディアからは、バイアスがありすぎると批判され、「ブラックユーモア」を扱うコメディ番組でも何度も取り上げられました。

ニールセンの調査では、「フォックス&フレンズ」の視聴率は、2月に過去最高を記録しました。平均視聴者数は1700万人。前年比で46%も増えました。CNNとMSNBCの朝の番組の視聴率も大幅に上がりましたが、フォックスには到底及びません。地上波のCBC、NBC、ABCの朝の番組は、いずれも視聴率が低下しました。

フォックスの視聴者は、主に大統領の支持者です。フォックスニュースは伝統的に保守色が強いチャンネル。論調がトランプ大統領の政策に影響する可能性があり、幅広い層の視聴者を増やしている可能性があります。CNNとMSNBCは、それぞれトランプ大統領に批判的な報道が目立ちます。

幅広い分野でトランプ効果が出ています。フォックスニュースの躍進もその一つだと思います。


[March 14, 2017]  No 031843610

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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