2分でわかるアメリカ

2010/10/16次の40年、通貨は3国がコントロール?

アルビン・トフラーという人をご存知ですか。日本でもベストセラーになった1980年の「第三の波」、10年後の1990年に出版された「パワーシフト」もヒットしました。世界で最も知られた未来学者です。

アルビン・トフラー氏が社会に認識されたのは、1970年に書いた「未来の衝撃」(原題:FUTURE SHOCK)が文字通り社会に衝撃を与えたためです。本は600万部売れ、FUTURE SHOCKは、当時のアメリカで流行語になったそうです。

あれから40年。トフラー氏が率いるチームが、2050年までの次の40年に起きる40項目(40 FOR THE NEXT 40)をまとめ、14日に公表しました。政治、テクノロジー、社会、経済、環境の5つに分類されています。

政治では、今後3年間で80の国で大統領選挙が実施され、多くの女性の大統領が誕生すると予言。また、国家に替わり、NGOの影響力がより強くなるとしています。

テクノロジーでは、大量生産の時代が終わり、カスタム・メイドの製品や商品が中心になると予言しています。また、バイオテクノロジーが進化し、医療が劇的に替わり、人間の機能も向上するとしています。

社会では、世界規模で宗教のダイナミックな変化、南半球でキリスト教、西側諸国でイスラム教徒が増えるとみています。
 

経済では、中国が長期に渡って経済大国であり続け、ブラジルとインドとともに、通貨に影響を与えるだろうとしています。さらに南米が急速な経済成長を遂げると予言しています。

最後に環境ですが、中国がレアメタルを独占、アメリカの安全保障と経済に大きな影響力をもと予想。さらに地球温暖化で水位があがり領土の一部が水没、新たな紛争が起きること、また、水の浄化が進み、途上国で病気が大幅に減るとしています。

13ページからなる全文を読みましたが、大きなサプライズはありませんでした。個人的には、例えば永久に使用出来るバッテリーが開発されるなど、想像もできないことが起きるような気がします。皆さんは、どう思いますか。

現在82歳のトフラー氏は「何が起きても決して恐れないこと」と語っています。トフラー氏の予言の全文をお読みになりたい方は、こちらをクリックして下さい。http://bit.ly/9agYPv

[October 15, 2010] No 010270

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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