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2016/12/02トランプ氏のゴールドマン人脈

ゴールドマン・サックスはウォール街を代表する投資銀行。影響力があります。人材の宝庫としても知られています。ビル・クリントン政権のルービン財務長官、ジョージ・W・ブッシュ政権のポールソン財務長官はいずれもゴールドマン出身。

ドナルド・トランプ次期大統領は、選挙期間中に「労働者の富を奪い、エリートのために働く」とゴールドマンをはじめとするウォール街の大手金融機関を批判しました。しかし、重要な役割を担う新政権の財務長官には、ゴールドマンの元パートナーのスティーブン・ムニューチン氏を起用することを決めました。首席戦略官兼上級顧問に指名したスティーブ・バノン氏もゴールドマンでの勤務経験があります。

さらにもう一人。Politicoによりますと、トランプ氏は、ゴールドマンの現職のナンバー2であるゲイリー・コーン氏を行政管理予算局の長官に起用することを検討しています。選挙戦中の発言はいったい何だったのかと思うほど、ゴールドマン出身者がトランプ政権にあふれそうです。

ところで、ニューヨーク株式市場では「サンタ・トランプ・ラリー」が続いています。足踏みもしていますが。ドイツ銀行のアナリストは、これまでのラリーは金利上昇を織り込むもの、次は規制緩和や減税への期待感を背景にした経済成長を織り込む第2のラリーが来るだろうとコメントしました。CNBCが伝えたものです。第2のラリーの恩恵を最も受けるのはゴールドマンだとしています。

ゴールドマン自身はどう見ているのか。CNBCによりますと、ゴールドマンは、株式相場の上昇基調が2017年初めまで続き、その後は下げに転じると予想しています。期待が恐怖、不安に変わり、2017年前半にも大幅に下落する可能性があると。

エコノミストの多くは、FRBが来年2回利上げすると予想しています。ゴールドマンは4回の利上げがあると見ています。
 
 [December 01, 2016]  No 031843546

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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