2分でわかるアメリカ

2016/11/29「最も欲しいギフト」はやはりあれ

「ブラック・フライデー」の午後、ショッピングモールへ行きました。覚悟していたのですが、ものすごい人でした。短時間で切り上げ、オンラインで少しだけ買いました。

NRF(全米小売業協会)によりますと、先週木曜日のサンクスギビング・デー(感謝祭)から日曜までの4日間に買い物をした人は1億5400万人。前年比で300万人増えました。このうちオンラインで買い物をした人は43.8%で、使用額の合計は33億4000万ドル(約3700億円)でした。このうちモバイル経由は12億ドル(約1300億円)に達しました。過去最高です。

きょうは「サイバー・マンデー」。ブラック・フライデーのオンライン版です。NRFは1億2200万人が「サイバー・マンデー・ショッピング」をすると予想しています。携帯端末や家電などが目玉ですが、今年は旅行代理店なども「サイバー・マンデー」に参戦しました。「国際線航空券が40%引き」などと宣伝している大手航空会社もあります。

アメリカの小売会社の多くは、感謝祭からクリスマスまでの年末商戦期間に年間の半分近くを売り上げます。アメリカでは、年末に家族や友人、会社の同僚、お世話になった人に贈物をする習慣があります。この時期、安いことも手伝って、アメリカ人はとにかく買います。日本のお中元とお歳暮の時期が同時に訪れたような感じです。

「せっかくなら、欲しいものをいただきたい」。誰もが自然に思うのではないでしょうか。何が欲しい。パイパー・ジェフレーが1000人の消費者を対象にした調査では、最も欲しいギフトはiPhoneで、全体の7.2%でした。調査を始めた2013年以降、4年連続の首位。2位はMacBookでした。アップル製品の人気の高さは健在です。3位はXボックス、ブランドものではマイケル・コースが7位に入りました。
 
[November 28, 2016]  No 031843543

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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