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2016/11/16投資家心理の話、ダウが19000超えたら

アメリカを代表する30社で構成されるダウ工業株30種平均株価。一般的に「ダウ」もしくは「ニューヨーク・ダウ」と呼ばれ、世界の株価のベンチマークになっています。The Wall Street Journalなどを傘下に持つDow Jones(ダウ・ジョーンズ)社が算出する株価指数です。

アメリカの大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏がサプライズの勝利をおさめて以降、ダウの上昇基調が続いています。上下両院を共和党が過半数を占めたことも手伝い、財政拡大、減税、規制緩和が進むとの思惑が強まったことが背景です。

ダウは15日までに7日続伸、4日連続で過去最高値を更新しました。1万9000が目前ですが、それを超えたらどうなるのか。CNBCは、歴史的に一段高になる可能性があると伝えました。

どういうことかと言いますと、下3ケタが「000」となると、主要メディアが大きく取り上げ、それを見た多くの投資家が乗り遅れないよう買い急ぐというわけです。節目の1万9000を超えると、青天井のようになるとCNBCはしています。

1987年1月。ダウが初めて2000を超えました。それ以降、2014年12月に1万8000台に乗せるまで、ダウの下3ケタが「000」となったのは17回ありました。17回の1週間の平均上昇率は0.07%、1カ月平均は0.48%、四半期では平均3.85%上昇しました。ほとんどの場合、ダウは別の主要株価指数S&P500のパフォーマンスを上回ったとしています。

チャートとの関連を指摘していますが、基本的には投資家の心理が影響しているとみられます。ここでは、ファンダメンタルズは無視されています。


[November 15, 2016]  No 031843534

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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