2分でわかるアメリカ

2010/10/14出動!ミンカンポリス


ユーチューブをいろいろ見ていたら、「復活!ミニスカポリス」という動画に引っかかりました。人気番組「出動!ミニスカポリス」が放送されるのかと思ったのですが、単なるイベントでした。

アメリカでは、テレビでも、イベントでもない本物のミニスカポリスが出動しています。もちろん、ミニスカートは履いていません。一般の人が警官の業務をしているのです。

景気減速で全米の自治体は、どこも深刻な財政問題を抱えています。学校の先生を解雇したり、掃除をする人を減らしたり、あらゆる経費がカットされています。警察だけはカットしないだろうと思っていたのですが、考えが甘かったです。全米で、警察官の業務の一部を民間に委託する動きが広がっているのです。しかも、鑑識など本格的なものです。

 USAトゥデイによりますと、サンフランシスコ市は16人の民間人を雇い泥棒などの捜査に当たらせています。これにより、本物の警察官は殺人などの凶悪な犯罪の捜査に集中できます。警察官を雇用したより一人当たり4万ドル安く済むのだそうです。

アリゾナのメッサという町では、去年から民間企業から出向したボランティアが、窃盗や詐欺、自動車泥棒などを捜査しています。指紋の採取や事件現場の写真撮影など鑑識業務もこなします。また、ノース・カロライナのダーハムでは、殺人事件の聞き込み捜査をボランティアに委託しています。いずれも拳銃は携帯していません。

予算削減で、警官を減らし業務の一部を民間に委託する動きは、景気が減速する中、さらに広がりそうです。こうした現象について、警官の組合は「警官のスタンダードを下げる結果になる」と警戒しています。

[October 13, 2010] No 010268

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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