2分でわかるアメリカ

2016/09/27ブランド、ドリンク、それとも伝説?

子供の頃、カラフルな傘のマークがついた白いソックスが自慢でした。ハンカチにも(昔はなぜかハンケチと呼ぶ人がいました)。人生で初めて接したブランド。両親から「アーノルド・パーマー」はゴルフをする人だと教えられました。

アメリカで「アーノルド・パーマー」と聞くと、ドリンクを連想する人が少なくありません。 ハンバーガー店で娘がよく注文しています。メニューにはありません。「裏メニュー」というやつです。アイスティーとレモネードを半分ずつ入れたノンアルコール・ドリンクのことで、有名なゴルファーが好んで注文したことが起源だそうです。

アメリカのゴルファーであり実業家のアーノルド・パーマー氏が25日、ピッツバーグの病院で死亡しました。87歳でした。

パーマー氏は1954年にプロ・ゴルファーとなり、1958年にマスターズで初優勝して以来、メジャー大会で7勝をあげました。当時のもう一人のスター、ジャック・ニクラウス氏の成績には及びませんでしたが、攻撃的なプレーや明るい性格で高い人気を集めました。現在のタイガー・ウッズに相当します。

パーマー氏はケーブルテレビ局「ゴルフチャンネル」を創設、世界で200を超えるゴルフ場を設計しました。ゴルフの普及に大きく寄与、世界のゴルフ界に大きな影響を与えました。

USA Todayは、「The King of Golf(ゴルフ王)死去」と大きく報じました。ESPNは「近代のスポーツ・マーケティングの父」と表現しました。Forbesは、アーノルド・パーマー氏が「生涯で8億7500万ドル(約875億円)稼いだ」と伝えました。

日本人は傘マークを通じて、アメリカ人はドリンクを通じて、伝説のプレイヤー「アーノルド・パーマー」という名前を永久に忘れないと思います。
 
[September 26, 2016]  No 031843499

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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