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2016/09/16好物はファーストフード、トランプ氏の健康問題

ニューヨークを拠点にするABC系の放送局WABCが11日深夜、「ヒラリー・クリントンが死亡した」と報じました。世紀の誤報!
一方、同じニューヨークのラジオ局、スーパーステーション95は、同時多発テロの式典を途中退席したクリントン氏が、数時間後に「元気な姿」を見せたことについて、「替え玉の疑いがある」と繰り返し伝えました。

肺炎のため遊説を中止していた民主党大統領候補の陣営は14日、主治医の診断記録を公表しました。順調に回復していると説明しました。血圧やコレステロールなどの数値を示したうえで、「大統領の職務をするのに適している」と太鼓判を押しました。クリントン氏は11日に体調を崩して以降、自宅で療養を続けています。きょう15日に、ノースカロライナで遊説を再開します。

クリントン氏の体調不良をきっかけに、健康問題が大統領選の争点の一つになりました。クリントン氏は来月26日に69歳の誕生日、共和党候補のドナルド・トランプ氏は70歳と、いずれも高齢です。

トランプ氏は14日、「ドクター・オズ・ショー」の収録に出演しました。コロンビア大学の心臓外科教授が司会を務める健康情報番組です。トランプ氏は、ブレザーのポケットから健康診断書を取り出し、「非常に健康だ」とアピールしました。ただ、運動は遊説の際に手を大きく動かす程度だとしています。「マクドナルド」と「KFC」が大好物だとも述べました。

トランプ氏が示した健康診断書は「目立った健康上の問題はない」とするわずか4行の主治医の手紙でした。The Washington Postは、詳細な医療記録のほか、外国生まれの妻のメラニアさんの移民記録、所得申告など何も公表していないと解説しました。そのうえで、トランプ氏は「近代史の中で最も情報公開しない有力候補だ」と伝えました。

The New York TimesとCBS Newsが投票に行く可能性が高い有権者を対象にした最新の世論調査で、クリントン氏のトランプ氏の支持率がきっ抗していることがわかりました。クリントン支持が46%、トランプ支持は44%。また、リバタリアン党のジョンソン候補とグリーン党のスタイン候補を加えた調査では、クリントン氏とトランプ氏の支持率がいずれも42%でした。

大統領選の次の焦点は、9月26日のテレビ討論会です。

 
 [September 15, 2016]  No 031843492

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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