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2016/07/13真夏の「ブラック・チューズデー」?

1年でモノが最も安いとされる感謝祭の翌日「ブラック・フライデー」。その翌週月曜日の「サイバー・マンデー」。さらには、11月11日の中国アリババの「シングル・デー」。もっと言うと「母の日」など。いずれも、小売業者、メーカーが作り出した「セール・イベント」の日です。宣伝効果が大きく、モノが飛ぶように売れます。

今日、7月12日はアマゾンの「プライム・デー」です。有料会員である「プライム・メンバー」向けの1日限りのビッグセールです。本社があるアメリカをはじめ世界規模で実施されます。去年のイベントでは、3440万のモノが売れました。

アマゾンのサイトを覗いてみました。サムスンの最新の55インチのTVが半額の650ドル。人気のジュース・ミキサーが100ドル引きの250ドル。確かに安いですが、特に買う必要のない家電やファッションが中心。買う予定でいたスイミング・ゴーグルは値引きなし。個人的には何も買いませんでした。

ただ、セール好きはいつの時代も、どの国でもいるもの。今年の「プライム・デー」の売り上げは、「ブラック・フライデー」の記録を更新することが確実だとアメリカの主要メディアが伝えています。「ブラック・チューズデー」と呼んでいいかもしれません。

アマゾンのイベントは、単純に売上高を増やすことだけではなく、有料会員を増やすことが狙いです。アメリカでは99ドルする年会費はアマゾンの「ドル箱」です。

ニューヨーク株式市場では、「プライム・デー」への期待感からアマゾンの株価が上昇しました。前日の11日には、時価総額が日本円に換算して約36兆円に達し、ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイを超えました。時価総額で世界第5位。創業者のジェフ・ベゾフ氏の個人資産額は、マイクロソフト創業者のビル・ゲーツ氏とスペインのアマンシオ・オルテガ氏に次ぐ世界第3位。バフェット氏を抜きました。凄いです。

 [July 12, 2016]  No 031843448

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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