2分でわかるアメリカ

2016/07/12全米騒然、ポケモン GOが社会現象

「ポケモン GO」が凄いことになっています。アメリカ、オーストラリア、そしてニュージーランドで6日に配信を開始したスマホ向けゲームですが、リリースから1日で全米ランキング1位。オセアニアの2カ国でも首位に躍り出ました。

アップルのアプリストアでは、わずか5時間でトップになりました。今年最大のヒットゲームとされた「クラッシュ・ロワイヤル」の記録を軽く更新しました。ユーザーの平均アプリ利用時間は、スナップチャット、フェイスブック、ツイッターを抜きました。

欧米の主要メディアが大きく報じました。The Wall Street Journal 、CNBC 、Bloomberg、Forbesといった経済メディアも詳しく伝えました。ウォール街でも大きな話題になっています。

任天堂の株価が急上昇したのは当然といえば当然。ただ、「ポケモンGO」を開発したのは任天堂ではありません。グーグルからスピンオフしたNiantic Labと株式会社ポケモンの2社です。

「ポケモンGO」は、スマホのカメラを使って現実の世界を舞台にポケモンを捕獲するゲーム。Forbesによりますと、アイテムやモンスターボールが手に入る「ポケストップ」をローカルビジネスに活用する動きも活発化しています。ポケストップが設置された教会にユーザーが殺到しているそうです。まさに社会現象。

任天堂、ソニー、マイクロソフトのコンソールメーカーがパブリッシャーを審査、承認するビデオゲーム市場と比べ、モバイルゲーム市場への参入障壁は非常に低い。物理的には誰でも参入可能です。ただ、すでに知られたゲーム・キャラクターは既存のゲームメーカーしか持っていません。The Wall Street Journalは、「ポケモンGO」の成功は、おなじみのキャラクターと革新的なゲームを組み合わせることが勝利の方程式である可能性を示していると解説しました。

モバイルゲーム市場には一発屋が溢れています。既存のビデオゲームメーカーの大逆襲が始まる予感がします。

[July 11, 2016]  No 031843447

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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