2分でわかるアメリカ

2016/04/05日本人が行かない東京の観光スポット

先週1週間、日本に家族で滞在しました。子供の春休みを利用した一時帰国。日本の学校の春休みと重なり、桜のシーズンだったこともあり、どこも混雑していました。あまりの人の多さに正直、驚きました。特に外国人の多さは想像以上でした。

京都の八坂神社の前には中国人が利用する観光バスが何十台も並び道路の一車線を潰していました。「爆バス」と呼ぶそうです。祇園周辺は外国人比率があまりにも高く、「日本情緒」が日本人にとっての「異国情緒」になっていました。

ロシア人の妻とアメリカ育ちの娘は、東京の新宿歌舞伎町にある「ロボット・レストラン」に行きました。自分は行かなかった(行きたくなかった)のですが、「女子とロボットの舞」に2人はそれなりに感動して帰ってきました。外国人比率が限りなく100%に近かったそうです。

日本人が行かない「東京の観光スポット」である東京・原宿の「カワイイ・モンスター・カフェ」には友人の家族と行きました。入店に40分ほど待たされたため、それなりに期待してしまいました。パフォーマンスの奇妙さに、それなりに「驚き」と「衝撃」を受けて店を出ました。「コスプレ外人」が目立ちました。もう行かない(行きたくない)と思いました。

カフェの後、外国で熱狂的なファンが多い「ベイジング・エイプ」のショップに並びました。渋谷店はあまりにも行列が長かったため、原宿店にトライしました。それでも約1時間待ちました。猿の顔をモチーフにした日本のデザイナー・ブランド。アメリカでは、パーカーが700ドル(約7万8000円)もします。お客さんは100%外国人で、爆買いしていました。「イーベイ」で倍の値段で売るのだと想像します。

2015年の訪日外国人数は1973万人に達しました。日本政府が2020年に2000万人とする目標がほぼ達成されたことから、政府は4000万人に目標を上方修正しました。鍵を握るのは円相場だと思います。いまの水準での「日本」は非常に割安。いまの水準が続く、もしくは一段の円安になった場合、政府目標の達成が現実的になるのだと想像します。日本人が行かない「観光スポット」がさらに増えるかもしれません。



 [April 04, 2016]  No 031843382

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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