2分でわかるアメリカ

2015/11/19どこで両替すればお得?

先週はシンガポールに2泊、続けてロンドンに4泊しました。海外出張でいつも頭を悩ますのが両替。ほとんどの支払いはクレジットカードを利用するのですが、一定額の現金(キャッシュ)が必要になります。通貨によっては両替手数料が高いケースがあり、損をした気分になります。というより、実際に損をしています。

個人的な経験では、日本円を米ドルに両替する場合は、日本国内の銀行もしくは成田、羽田、関空などの空港が良いと思います。レートが実際の相場に近く、安心して両替できます。外国、例えばアメリカで円を米ドルに両替すると多額の手数料を取られますので避けたいです。また、100ドル札を受け取らないアメリカの小売店が少なくないので、20ドル札を多めにするのが良いと思います。

もう一つ。ユーロについても、日本円を両替する場合は、日本国内の銀行や空港が良いと思います。米ドルと同様に流通量が多く、レートが悪くありません。

ただ、同じヨーロッパでも英ポンドについては、日本国内での両替は高い手数料を取られますので、注意が必要です。問題なのは、イギリス国内はさらに手数料が高いので困ります。例えば、ロンドンにある大手デパートのハロッズの2階にある両替所は、スプレッドが広い上に、5ポンドの手数料が取られます。いま両替すると1英ポンド=222円になります。現在のレートは1英ポンド=188円前後。ロンドンはただでさえ物価が高いので、本当に損をした気分になります。外国為替手数料を取らないクレジットカードを最大限使い、海外でも使える日本の銀行のATMカードで最低必要額の現金を引き出すのが賢いと考えます。

シンガポールドルや豪ドル、NZドルなどもポンドと同様です。ただ、日本で両替できない通貨の国に行く場合は、その国に詳しい人に聞くしかないと思います。個人的には、確実に両替できる米ドルを持っていきます。

明日19日(日本時間20日)は移動日のため、お休みします。20日(日本時間21日)に再開します。



 [NOVEMBER 18, 2015]  No 031843295

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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