2分でわかるアメリカ

2015/11/11摩訶不思議な飛行機の運賃

昨夜深夜近くに羽田に着きました。出発する際、ロサンゼルスの空港は普段より空いていました。というより、ガラガラでした。例年、11月末の感謝祭(サンクス・ギビングデー)前後を除くクリスマス前までの1ヶ月半ほどの間は飛行機の利用者が少ない。個人的な体験から、この時期が1年で飛行機の値段が最も安いと思います。

我が家は、平均的な家族より飛行機を利用する機会が多いので、飛行機の運賃に敏感です。出発日が決まった段階で、航空会社のサイト、オンライン旅行代理店のサイトなど、複数のサイトを確認します。いつも感じることは、運賃をどう決めているのか全く理解できないということです。

例えば、デルタ航空のロサンゼルス-羽田往復のもっとも安いエコノミークラスのチケットは、月曜日に1060ドル、火曜日に800ドル、そして水曜日に1200ドルに変化します。片道チケットより、往復の方が安くなることが頻繁にあります。原油相場が下落した最近では、燃料チャージが気にならなくなりましたが、2、3年までは羽田便の往復運賃が150ドルで、燃料チャージが750ドルということもありました。

航空会社はどうやって運賃を決めているのか。ネットで調べてみると、同じ疑問を持つ人が大勢いることがわかりました。フュージョン・メディア・ネットワークは、気が遠くなるほど複雑なアルゴリズムを駆使して運賃を決められているとするブログを掲載しました。コーネル大学の3人が、6つの航空会社の619の便の価格を調査した結果、もっとも安いチケットを探す確実な方法がなかったとしています。消費者はコンピュータには勝てないと結論付けています。

各航空会社は、便ごとの売上、利益を最大化するためにコンピュータを駆使しているのだと思いますが、今回調べてみてさらにわからなくなりました。いつ買うべきが、どこで買うべきか。



 [NOVEMBER 10, 2015]  No 031843289

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2018.12.15 更新トランプ大統領、任期全うできるか12月9日からの1週間は、トランプ大統領にとって就任以来で最悪の週だった。ワシントンポストのコラムニストが伝えました。確かに、トランプ大統領に打撃となるニュース…
  • 2018.12.14 更新アメリカのガラパゴス日本に帰国する際は非接触型ICカードを使っています。JR東日本のSuicaや首都圏の地下鉄やバスで利用できるPASMO。コンビニや自販機でも使えて便利だと思いま…
  • 2018.12.13 更新FRBの利上げけん制、最後のプッシュアメリカのトランプ大統領が11日、ロイターのインタビューを受けました。ウォール街で話題に。金融情報に強い通信社による単独インタビューのため、慎重に準備したことが…
  • 2018.12.12 更新ホワイトハウスの重要ポスト先週末まで、「ホームランド」をアマゾンプライム・ビデオで毎日観ました。2011年から放送されているCIAエージェントのテロリストとの戦いを描いたテレビドラマで8…
  • 2018.12.11 更新中国がiPhone差し止め、微妙なタイミング中国の福建省福州の裁判所が、特許侵害をめぐるクアルコムとの訴訟に関し、アップルのiPhoneの輸入と販売を差し止める仮処分を下したことが明らかになりました。クア…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカがわかる)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ