2分でわかるアメリカ

2015/07/08驚きの光景、幕内弁当に舌鼓

ネットで検索していたら、オーストラリアのシドニーがニューヨークに似ているという話が出ていました。別の人は、ロサンゼルスに似ていると。でも、訪ねてみるとどちらにも似ていない。一部の古い建造物や近代的なビルのデザインがイギリス風で、どちらかといえばロンドンか。でもよくみると、それほど似ていない。シドニーはどこの都市にも似ていないと思います。

ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドンは、いずれも世界の中で日本人が多い都市です。万単位の日本人が居住、訪問者はその何倍もいます。日本の外務省の統計では、オーストラリア全体には日本人が約8万人、シドニーがあるNSW(ニューサウスウェールズ州)には長期滞在者と永住者が合わせて約3万人。そのほとんどは、シドニーもしくはその周辺にいるとみられます。日本人が多いことでは、ニューヨークやロサンゼルスと共通です。

シドニーの日本人向けコミュティペーパーで評価が高かったシドニーの中心部、CBD(コマーシャル・ビジネス・ディストリクト)にあるラーメン店「麺屋」に行きました。午後1時を少し回った時間でしたが、長い行列ができていました。40席ほどある店内の80%は白人、残り20%はアジア系でした。隣の30歳前後の白人男性が割り箸でカツカレーを食べ、隣の白人女性はフォークでスパゲティのように味噌ラーメンを食べていました。日本人からみると少し変ですが、味は「日本そのもの」でした。

昼食のあとのアポイントの時間まで少し時間があったので、CBDのマーティン・プレイスという歩行者天国で時間つぶし。隣のベンチで、白人のビジネスマン二人が幕の内風の弁当に舌鼓を打っていました。さらに隣の白人女性はノリ弁当。ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドンでも日本食は人気ですが、さすがにここまでは浸透していない。驚きました。

去年10月に開催された日本映画祭には約3万5000人が参加、大盛況だったそうです。80%はオーストラリア人で、残りは日本人。ロサンゼルスでも日本映画祭がありますが、参加者は大幅に少なく、アメリカ人はまばらです。

オーストラリア人は、植民地だったことからイギリスの文化が浸透、戦後はアメリカ文化に傾斜しました。そしていま、世界のどの都市よりも日本文化が根付いているように感じました。

 
[July 07 2015]  No 031843201

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2018.07.21 更新「ドクター・コッパー」示唆する危機※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(17日更新)はこちら(マイページへログイン)国際商品市場で代表的な非鉄金属である銅相場の下げが止まりませ…
  • 2018.07.20 更新輸入車関税の方向決める1週間※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(17日更新)はこちら(マイページへログイン)アメリカ商務省は、アメリカに輸入される自動車と自動車部品が安…
  • 2018.07.19 更新トランプ関税、今度はウラン?※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(17日更新)はこちら(マイページへログイン)先月末から今週初めにかけて、北朝鮮が高濃縮ウランの生産を強化…
  • 2018.07.18 更新ゴールドマンの次期CEOはクラブDJ※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(17日更新)はこちら(マイページへログイン)アメリカの金融機関大手ゴールドマン・サックスが17日、第2四…
  • 2018.07.17 更新遅刻の常習プーチン、擁護したトランプロシアのプーチン大統領は遅刻常習犯として知られています。日本の安倍首相、ドイツのメルケル首相、イギリスのエリザベス女王、ローマ法王をはじめ数多くの要人との会談に…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカがわかる)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ