2分でわかるアメリカ

2015/06/09紳士を時間貸しします

利用していない住宅をホテルのように貸し出すAirbnb。空いている乗用車をタクシーに変えたUber。アメリカでは、使っていないモノを有効に利用する「スタートアップ」が相次いで生まれています。その中で、メディアにやたら取り上げられている「スタートアップ」があります。テレビのニュース番組やCNBCやBloombergなどのビジネス情報メディア、さらにはファンション誌にも取り上げられました。

スタートアップの名前は「Rent a Gent(レンタジェン)」。Gentlemen(紳士)を貸すという業務内容をそのまま社名にしたものです。最近では女性のCEOや企業幹部が少なくありませんが、パーティやイベントなどに同行する「紳士」を時間あたりで貸し出すというものです。

起業したのはサラ・シクマンさん。ニューヨークの大手弁護士事務所やドイチェ・アセット・マネージメントなどを経て、ベッドルームの家具を安く売るベンチャーで成功しました。2つ目の新ビジネスとして「レンタジェン」を起業しました。ビジネスモデルは単純で、紳士を1時間あたり200ドル(約2万5000円)で女性にレンタルするものです。

サービスを提供する紳士はネットで募集します。選ばれるのはわずか1%だけで、いずれも「イケメン」。マッチョ系や草食系などのタイプ、年齢、学歴や言語などでスクリーニングできます。セクシー系の紳士が多いです。ホストやエスコートなど性的なサービスを連想しがちですが、NGだとシクマンさんは語っています。淑女のレンタルはなく、紳士のみ。顧客は女性限定です。

2013年3月にニューヨークで創業、ロサンゼルスなど全米12都市にサービスエリアを拡大しました。月間売上は2万ドル(約250万円)まで成長しました。希望があれば「ラインセンス契約」もできるそうです。

これって革新的なビジネスというより、昔からあるビジネスのように思えます。ネットは使っていますが。

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 [June 08 2015]  No 031843180

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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