2分でわかるアメリカ

2015/06/05100年に1度の「季節が反対に動く」

西日本各地で梅雨入りしました。蒸し暑い季節になっていると思います。

1年を通して温暖なロサンゼルスは意外に涼しいです。市の西側に位置するサンタモニカでは、午前中は摂氏15度前後で曇り、午後は20度台前半で晴れという同じ天気が毎日続いています。5月末のメモリアルデーを過ぎたいまの季節は、例年であれば20度後半に気温が上がる「夏日」になるのですが。

なんとなく変な天気だと思っていましたが、Los Angeles Timesに興味深い記事が掲載されていました。「ロサンゼルスのダウンタウンは100年に1度のreverse meteorological spring(季節が逆転した春)」だと。

ロサンゼルスの1981年から2010年までの3月、4月、そして5月の月間平均気温は、順番に摂氏15.8度、17.2度、18.7度です。北半球に位置するため、夏が近づくにつれ気温が上がっていきます。しかし、今年はそれが逆転。3月の月間平均気温は20.1度、4月は18.7度、そして5月は17.8度と、月を重ねるごとに下がりました。

全米気象サービスによりますと、「reverse climatological norm(気象逆転現象)」の春は、1877年に起こった記録があり、その後は1914年と1921年に起こりました。それ以降では今年がはじめてです。

温暖で乾燥した気象が長期化していることが季節逆転現象につながったと専門家は話していますが、今後も続くとは予想していません。「春」だけの特殊な現象だった可能性が高いとの見方です。

 
 [June 04 2015]  No 031843178

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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