2分でわかるアメリカ

2015/04/30ホワイトハウスの晩餐会メニュー

安倍首相が訪米中です。ボストン、ワシントンDC、サンフランシスコ、そしてロサンゼルスの4都市を訪れる8日間の旅。日本の首相がアメリカを公式訪問するのは小泉首相以来の9年ぶりのことです。

公式と非公式ではどう違うかというと、前者は国賓級として、首都ワシントンDC到着時に礼砲が発射され、ホワイトハウスのゲストハウスであるブレアハウスに宿泊します。ホスト役の大統領夫妻が昼食ではなく、ディナー(晩餐会)でもてなします。「パーティ好きだった?」クリントン大統領などと比べオバマ大統領はカジュアル派で、国賓のためにホワイトハウスで公式晩餐会を開いたのは過去に7回しかありません。

きのう28日の晩餐会に招待されたのは200人。フランスのオランド大統領に対する晩餐会の招待客400人と比べ半分ですが、別の言い方では「密なディナー」とも言えます。

晩餐会のメニューは和食とアメリカ料理のフュージョン。「料理の鉄人」の森本正治氏がゲストシェフに加わりました。フルコースの最初の一皿は、刺身で彩られたシーザーサラダ。日本の伝統的な「水引」が飾られました。ミッシェル夫人の畑でとれたチンゲン菜が添えられました。メインは、和牛の血を引くアメリカ産「WAGYU」のステーキでした。デザートには豆腐と豆乳が一部使用されたチーズケーキ。

乾杯には、安倍首相の地元である山口県の大吟醸「獺祭(だっさい)」が採用されました。また、日本人が関わっているフリーマン・ヴィニヤードの2013年シャルドネ「涼風」、ナパの高級ワイナリーであるモーレット・ファミリー・ヴィニヤードのピノ、そしてアイアン・ホース・ヴィニヤードのスパークリングワインも用意されました。

晩餐会では、オバマ大統領が生まれ育ったハワイのオアフ島カイルア地区の海をモチーフにしたブルー・グリーンと金の装飾が施された食器セットが初めて使用されました。

最初の訪問地のボストンでは、ケリー国務長官が自宅で晩餐会を開きました。アメリカ政府が最大級で「おもてなし」をしたことがわかります。安倍首相が「新しい日米蜜月関係」を感じたのではないかと思います。ただ、注目のTPPは最終合意に至らず、先送りされました。

 
 [April 29, 2015]  No 031843149

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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