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2015/04/25「お金持ちの掟81」年収で違うお金とメディアの使い方

アメリカ労働省がまとめた年収別のお金の遣い方に関する最新の調査によりますと、全ての所得層が「移動」に多くのお金を遣っていることがわかりました。といっても、中身が違うと思います。超リッチはファーストクラスやプライベートジェットの費用、年収が低い人はバスや電車の料金の所得に占める割合が大きいと想像します。

「食費」に関しては年収によって差が出ました。所得が少ない人ほど遣うお金に占める「食費」の率が高くなります。一方、所得が多い人ほど「年金や投資」の率が高くなります。The Atlanticのシニア・エディターのデレック・トンプソン氏は「貧しい人は生きるためにお金を遣う。必要だから。お金持ちはリッチになるためにお金を遣う。それが出来るから」と解説しています。

話は変わって、今度はソーシャル・メディア。お金持ちはどんなソーシャル・メディアを好むのか。所得が低い人はどうか。

アメリカの大手調査会社ピュー・リサーチが今月発表した調査が参考になります。それによりますと、裕福な家庭の子供はスナップ・チャットを好み、所得が低い家庭の子供はフェイスブックを好む傾向があることがわかりました。

調査は、世帯所得を5つにわけ、ティーネージャー(13歳から17歳)を対象に実施しました。ソーシャル・メディアを最も使う世代だからだと思います。

調査の結果、年収が3万ドル(約360万円)未満の世帯の子供の51%がフェイスブックを主に利用、インスタグラムが19%、スナップ・チャットが7%、ツィッターが3%でした。
フェイスブックのユーザーのシェアは、年収額が増えるほど減少します。年収が10万ドル(約1200万円)を超える世帯の子供のフェイブックのシェアは31%でした。一方、スナップ・チャットのユーザーのシェアは、世帯所得が多くなるほど増えていきます。年収10万ドル超では25%が利用していました。

親は投資に収入の多くを遣い、子供はスナップ・チャットを利用するというのが「お金持ちの掟」になりつつあります。
 
[April 24, 2015]  No 031843146

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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