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2015/04/07大リーグ開幕、投手の時代

アメリカの大リーグが5日開幕しました。初日はシカゴでのカブス・カージナルス戦の1試合だけ。昨シーズン20勝した右腕エースのウェインライトが6回無失点と活躍し、カージナルスが3-0で快勝しました。

きょう6日には14試合が行われ、本格始動します。田中が開幕投手をつとめるヤンキースはブルージェイズと対戦、マーリンズのイチローは、残念ながら発表されたブレーブス戦の先発メンバーには入りませんでした。

開幕にあたり、The New York Timesが興味深い記事を掲載しました。1990年台は「打者の時代」だったが、いまの大リーグは「投手が試合を決める時代」だという内容です。

それによりますと、昨シーズンの総得点数は、2000年と比べ約5000点も少なく、ホームラン数は1500本も少なかったということです。2000年の1試合あたり平均得点は5.14でしたが、昨シーズンは4.07でした。反面、昨シーズンの三振の合計数は、2000年のシーズンと比べ約6000も多い。「ピッチャーの時代」が数字であらわれています。

理由がいくつかあります。コンピュータソフトによる分析が、打者より投手に有利に働いていること。ストライクゾーンが広くなったことなど。アマチュア野球選手が、ホームランより確実に塁にでる教育を受けていることも影響しています。「松井タイプ」より「イチロータイプ」が育てられているということです。

大リーグでは過去に何度も、試合を面白くするため、ルールが変更されています。過去100年で平均試合得点が最も低かったのは1968年で3.42でしたが、次のシーズンに投手のマウンドを低くしました。さらに1973年には、アメリカンリーグでDH制が導入されました。The New York Timesは、「投手の時代」の大リーグが、攻撃を活発化する方法を模索していると伝えました。

大リーグは10月上旬までアメリカンリーグとナショナルリーグの計30球団がそれぞれ162試合を行います。日本人投手を応援したいけれど、個人的には「ルーズベルトゲーム」に代表される逆転に逆転がつぐ打撃戦が好きです。

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[April 06, 2015]  No 031843132

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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