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2015/04/04「お金持ちの掟79」オバマ大統領の4倍稼ぐ首相

先週末29日、シンガポールでリー・クアンユー元首相の国葬が営まれました。シンガポールを過去に何度か訪れましたが、国家の繁栄をその都度感じ、「建国の父」の偉大さを意識しました。

国葬には、オーストラリアのアボット首相や韓国のパク・クネ大統領ら、各国の首脳や要人ら2200人が参列しました。日本の首相としては1999年に小渕首相(当時)がヨルダン国王の国葬に参列して以来はじめて安倍首相が出席しました。ただ、葬儀中に安倍首相が居眠りしているとみられる映像が流れ、中国などで報道されたそうです。わずか6時間の滞在、激務が影響したのでしょうか。

国葬で弔辞を述べたリー・シャンロン首相は、故リー・クワンユー氏の長男です。父親と同じ「開発独裁」を進め、シンガポールのさらなる繁栄を目指しています。

リー・シャンロン首相の報酬はいくらか。CNBCは、アメリカのオバマ首相の4倍以上もらっていると伝えました。ドルに換算して年収は170万ドル(約2億400万円)。オバマ大統領の大統領としての報酬は40万ドル(約4800万円)ですので、確かに大幅に高い。ちなみに、アメリカの大統領の給与は、ブッシュ前大統領の時代に2倍に増額されています。

カナダのハーパー首相は26万ドル(約3120万円)、ドイツのメルケル首相は23万4400ドル(約2812万円)、イギリスのキャメロン首相は21万4800ドル(約2577万円)、フランスのオランド首相は19万4300ドル(約2331万円)でした。

安倍首相の報酬は、キャメロン首相より少なく、オランド首相より多い水準。1ドル=80円の時代であれば、かなり上位につけたと思いますが、アベノミクスによる円安によりドル換算で大幅に減った計算になります。

ウクライナとの紛争の後に対ドル相場が半分になったルーブル安の影響もあって、ロシアのプーチン大統領の報酬は13万6000ドル(約1632万円)と少なめでした。全く気にしていないと思いますが。

国家首脳としての報酬額がトップのリー・シャンロン首相は、2012年に自らの報酬を大幅に削減しています。2008年から2012年までの年俸は280万ドル(約3億3600万円)でした。
 
Happy Easter!
 [April 03, 2015]  No 031843131

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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