2分でわかるアメリカ

2010/03/11カルトワインと景気




実は、7年ほど前からワインにはまっています。親しくなった脚本家の友人の影響を受けました。友人は、ボルドーとナパワイン専門で3500本を自宅セラーで眠らせています。

僕も、娘が生まれた年のボルドーつまりビンテージワインを100本も買い、ワインアドヴォケイトやワインスペクテーターといった専門誌を購読、評価の高いナパワインなどを買い続けています。

ナパをはじめとするアメリカ西海岸のワインの中にカルトワインというのが存在します。ワインアドヴォケイトを主宰するロバート・パーカー氏が、高得点(100ポイント制)をつけ、しかも生産量が極端に少ないワインです。特に100ポイントのワインは超希少で、値段が5倍から10倍になります。
 ちょっと見にくいかもしれませんが、写真の左側の 2002年のクゥイルシーダ・クリーク(QUILCEDA CREEK)と1994年のハーラン(HARLAN)は、100ポイントワインです。いま約4万円と約10万円で取引されています。 写真の手前の手紙のようなものは、スケアクロウ(SCARECROW)というワインを購入するためのパスワードが記された招待状です。  

2年以上待って、やっと手に入れました。明日深夜零時から買う権利が発生する2007年のワインは、やはり100ポイントです。一本約2万円で3本買うことが出来ます。ネット上では既にプレミアがつき、一本10万円ほどでオークションが始まっています。

景気の低迷で、これまでワインショップの棚に並ぶことがなかったカルトワインの多くが、2年前と比べ3割近く安い値段で売られています。ただ、100ポイントのウルトラカルトワインはまだまだ健在です。スケアクロウを3本注文する予定です。

「自分で飲むの?」とお聞きになりたいですよね。もちろん売ります。

[March 10, 2010] No 01008

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2019.03.20 更新米経済、今年と来年は急減速との予想アメリカ経済が今年と来年に急減速する。FRBの会合(FOMC)前に実施するCNBCの最新の調査でエコノミストがこう予想していることがわかりました。調査にはアメリ…
  • 2019.03.19 更新オルーク氏は「第2のオバマ」?2020年の大統領選の候補者争いが本格化しています。共和党はトランプ大統領を再指名することが確実。対抗する民主党は、これまでに15人が候補者争いに名乗りをあげま…
  • 2019.03.16 更新ドレス脱いだゴールドマンバンク・オブ・アメリカが先月末、投資銀行部門と証券部門から「メリルリンチ」の名前を外すと発表しました。2008年の金融危機で破たん寸前に追い込まれた投資銀行のメ…
  • 2019.03.15 更新「1ドル=60円」の説得力今週、プライベートで日本に滞在しています。実家に行ったり、免許を更新したり。ここ数年、日本に来るごとに強く感じるのは物価の安さです。短期滞在した東京のホテル料金…
  • 2019.03.14 更新ボーイング737MAXは安全かエチオピア航空302便が10日に墜落、乗客乗員157人全員が死亡。去年10月に墜落したインドネシアのライオン・エアと同じボーイングの新型機「737MAX」だった…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカがわかる)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ