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2015/02/262016米大統領選、有力候補夫人に浪費癖

4年に1度のアメリカの大統領選挙を来年11月に控え、候補者選びに関する報道が増えてきました。

民主党は、ヒラリー・クリントン候補が最有力視され、水面下で準備が進められています。対する共和党の候補者選びでは、ジェブ・ブッシュ氏が先頭を走っています。ジョージWブッシュ前大統領の弟で、父はジョージHブッシュ第41代大統領。テキサス生まれですが、1980年にフロリダに移り、1999年から2007年までフロリダ州知事を務めました。

2012年の大統領選挙で共和党のミット・ロムニー候補がオバマ大統領に敗れましたが、マイノリティの票で明暗が分かれたとみられています。これを受け、夫人がヒスパニック系のジェブ・ブッシュ氏への待望論が共和党内で広がり、去年12月にFacebookで大統領選挙への立候補を正式に表明するに至りました。

ジェブ・ブッシュ氏のコルンバ夫人は、これまで公にほとんど知られていませんでした。ジェブ氏が大統領の有力候補であるため、注目度が急速に高まりました。ただ、早くも悪いイメージが話題になってしまいました。

The Washington Postは今月22日付で、コルンバ夫人には浪費癖があると報じました。1999年に1人でフランスのパリに旅行、現地で購入した1万9000ドル(約228万円)相当の宝石を税関に申告せず、追徴課税されました。翌年には、フロリダのメイヤーズという宝石店で1日に4万2311ドル70セント(約507万7400円)もの買い物をしました。

The Washington Postによりますと、コルンバ夫人は、過去14年間に、ブルガリ製のブレスレット、日本円で300万円近くするダイヤモンドのイヤリング、高額なロレックスの時計2個など、同じ宝石店からローンで高額商品を数多く買っていたことがわかりました。

ジェブ・ブッシュ氏の選挙チームは、「夫人の買い物癖は問題にならない」としています。しかし、前回の大統領選挙では、ロムニー候補が所有する複数の豪邸や高級車に関し質問攻めに遭いました。2008年の選挙では、ジョン・エドワーズ候補が散髪に400ドル(約4万8000円)支払ったことが問題視されました。

ジェブ・ブッシュ氏は名門家の出身であり、資産家であることは誰も疑いません。ただ、選挙戦が進むにつれ、コルンバ夫人の「庶民感覚からのズレ」が問題視されることは間違いないと思います。

 
[February 25, 2015]  No 01056566

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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