2分でわかるアメリカ

2015/02/17「1000年に1度」の可能性80%

「プレジデント・デー」はアメリカの歴代大統領を称える日です。2月22日のジョージ・ワシントンの誕生日、そして2月12日のエイブラハム・リンカーンの誕生日が近いため、2月の第3月曜日が祝日に設定されました。現役のバラク・オバマ大統領は、カリフォルニアのパームスプリングスに滞在していて、プライベートのゴルフを楽しみました。パームスプリングスのきょうの気温は摂氏30度。

アメリカは「プレジデント・デー」の3連休。土曜日は久しぶりに家族でサンタモニカのビーチでのんびり、きのうはプールに行きました。気温は土曜日が摂氏28度、きのうの日曜日は26度。2月なのにビーチもプールも夏休み並みに混んでいました。

iPhoneの天気アプリには、ニューヨークの最高気温は摂氏マイナス7度、最低気温はマイナス16度と表示されていました。気温差が40度も。さらにボストンは記録的な大雪。違いすぎる天気。アメリカが広大であることを意識すると同時に、気候変動の影響を考えました。

高い気温と少ない雨で、アメリカ西部から中部が1000年に1度の「大干ばつ(megadrought)」に見舞われる可能性があるとする研究結果が先週、発表されました。コーネル大学とコロンビア大学、そしてNASAが共同研究したものです。2050年から2100年の間、12-13世紀に発生した干ばつ以来で最も深刻な大干ばつが起こる可能性があると結論づけています。現在の気候変動が継続した場合との条件付きですが、確率は80%としています。

アメリカ西海岸では、2年前から深刻な水不足が続いています。去年11月終わりから12月初めにかけて4日ほど大雨が降りましたが、それ以降はほとんど降っていません。先週末に半日ほど今年はじめての軽い雨が降りました。3月ごろまでは「雨季」にあたりますが、異常に雨が少ないです。

カリフォルニアでは現在、100年に1度という干ばつが続いています。日常生活への影響はほとんどありませんが、「これが1000年規模になったら」と考えると、ちょっと恐ろしいです。

 
[February 16, 2015]  No 01056559

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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