2分でわかるアメリカ

2015/01/06ゴルフでみるオバマの性格

アメリカのオバマ大統領が16日間の年末年始休暇を終え、ホワイトハウスに戻りました。ハワイのカイルアにあるバケーション・ハウスに滞在中、常連となった高級レストランAlan Wong’s MorimotoとNobuに加え、今回はワインで知られるVintage Clubでの食事も楽しみました。それ以外は、ゴルフ三昧でした。

The New York Timeが、オバマ大統領のゴルフについて興味深い記事を掲載しましたので、ご紹介します。

オバマ大統領は、2008年の就任以来、214ラウンド、約1000時間をゴルフコースで過ごしました。この中には、今回のハワイの休暇中のマレーシアの首相とのゴルフも含まれています。

ゴルフ好きとされるビル・クリントン大統領は、在任中にホワイトハウスの報道官が大統領のスコアを発表することがありました。しかし、オバマ大統領のスコアについては、発表されたことがありません。

オバマ大統領と一緒にゴルフをした人は、「大統領はひどいショットをたたいた。それを面白がっていた」とThe New York Timesに語っています。スコアは90台もしくは100台後半と推測され、ゴルフのプロは、それほどうまくないとコメントしています。「下手の横好き」とも言えますが、オバマ大統領はゴルフの開放感が好きなのかもしれません。

クリントン大統領は、スコアをごまかすことがあったそうです。「大統領に免じて」、とミスショットをスコアに入れないことがありました。一方、オバマ大統領は、どんなにスコアが悪くても正確にカウントしたということです。真面目で正直な性格があらわれています。ミスショットをしても最後までゲームを続けることも、性格だと思います。

アメリカの議会は、去年11月の中間選挙を経て上院、下院とも野党の共和党が過半数を占めています。オバマ大統領にとって厳しい環境と言えます。ストレスがたまり、任期最後の2年間のゴルフの回数が増えるかもしれません。

 
[January 05, 2015]  No 01056527

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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