2分でわかるアメリカ

2014/12/23ビーサン履いたオバマ

ホノルルに来ています。飛行機のマイルとクレジットカードのポイントを連結し、妻と娘のフライトは無料になりました。2年連続の年末のハワイ旅行。ロサンゼルス発のデルタ便は満席でした。エコノミーは圧倒的に白人が多く、ビジネスクラスは中国人の家族でいっぱいでした。少し驚きました。

我が家がホノルルに到着する1日半前、パールハーバーの共同軍基地に政府専用機が着陸しました。エアフォースワン。アメリカ大統領の専用機です。基地を後にした大統領の家族は、オアフ島カイルアに借りた「バケーションハウス」に入りました。オーシャンフロント、つまり海に面した豪邸です。1月4日までの16日間の休暇に入りました。

オバマ大統領のハワイでの一日は海軍にあるジムでのトレーニングではじまり、ゴルフをしたり、娘2人とハイキングにいったり、シェーブアイス(ハワイ版かき氷)を食べたりと、ゆっくりとした時間を過ごすということです。過去のハワイ滞在は、議会との予算を巡る攻防などで中断を余儀なくされましたが、今年は議会が既に休会に入っています。

オバマ大統領が年末年始の休暇をハワイで過ごすのは7年連続。2008年に大統領に当選して以来、毎年来ています。なぜ、ハワイにこだわるのか。まさか日本の芸能人の真似をしているわけでなく、7つの理由があるとハフィントンポストが解説しています。

まず第1に単純にリフレッシュしたいです。特に今年は、エボラ熱や「イスラム国」などの問題、そして中間選挙があり、ストレスがたまる1年でした。2番目は幼少期を過ごしたこと。日本の「実家」という概念はアメリカにはありませんが、子供の頃過ごしたカイルアで家族と過ごしたい気持ちは良くわかります。3番目は食事。ローカルのAlan Wong’sや高級ジャパニーズのNobu Wikikiで過去に食事をしたことがあるのですが、今年もグルメ巡りをするかもしれません。「スパムおむすび」は思い出の味だそうです。

このほか、サーフィン、ゴルフ、墓参りなども恒例行事だとしています。ハフィントンポストは、Tシャツと短パン、それにビーチサンダルを履いたオバマ大統領の写真を掲載しています。7つ目の理由は「アロハ」だとしていますが、これはルーツを確認するということでしょうか。

墓参りは別として、アメリカのファースト・ファミリーのハワイ休暇は、日本人の旅行とさほど変わりません。「ハワイが好き」ということだと思います。


[December 22, 2014]  No 01056519

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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