2分でわかるアメリカ

2014/12/03バケーション・レンタルはどうか

日本からの出張者の依頼で、サンタモニカのバケーション・レンタルを利用しました。バケーション・レンタルとは、自宅の一戸建てやアパートをホテルの部屋のように提供するサービスです。Airbnb、HomeAway、VRDOなどがあります。このうちAirbnbは約200カ国で展開、年2600万件もの取り扱いがあります。「自宅を空ける日に貸し出す」が最初のコンセプトでしたが、最近では、バケーション・レンタル向けに住宅を購入、開発する人や業者が少なくありません。「ネット時代のサービス」と言え、ホテル業界には脅威です。

過去にハワイとサンタモニカで利用したことがあったのですが、今回はWebが充実しているとされる会社のサービスをはじめて使いました。サイトは一見よくできているのですが、ロケーションが正確にわからないのが気になりました。情報が多そうで、意外に少ない。表示された部屋の価格以外に掃除代と税金が加算され、別に保証金を納める必要があります。このため、総支払額が想定より高くなります。基本的にクレジットカードで決済します。

気に入った部屋がみつかったら、申し込みをいれるのですが、この時点ではじめて正確な住所がわかります。ただ、借りられるかどうかはオーナーの判断次第。サンタモニカの一軒家を申し込んだのですが、オーナーから長い質問がきました。誰が宿泊するのか、泊まり客以外に誰が家にはいるのか、滞在目的などを細かく聞かれました。自分の家だから慎重になるのは理解できますが、非常に面倒です。答えを返すと「OK」が来て、直に全額がクレジットカードに加算されました。

宿泊した家は写真ほど立派ではなく、「ハイスピード」と説明されたインターネットの速度はいらつくほど遅い。コストを抑えるため、最低料金のネット契約をしていると想像します。さらに、テレビはネットテレビのみ対応していて、通常のテレビが視聴できませんでした。表面的に良さそうに見えますが、調達品はいかにもチープ。チョコレートやワインが用意され、洗濯機や乾燥機などが便利ですが、正直期待はずれでした。

今回使ったサイトは、日本語に対応しているのですが、ほとんどのサイトは英語のみ。一定の英語力がないと日本人には厳しいと思いました。家族やグループで1週間ほどハワイなどに行く際には検討する価値があると思いますが、短期の滞在、もしくは単身の旅行であれば、通常のホテルの方が快適です。

 
[December 02, 2014]  No 01056505

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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