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2014/11/19円盤かドーナツか、未来の旅客機?

フランスに本社があるヨーロッパ4カ国の共同会社エアバス。未来の旅客機は、1950年代の科学漫画のようになりそうだ、とFinancial Timesが伝えました。エアバスが特許申請したデザインは、大きなドーナツ、もしくは円盤のようだとしています。http://bit.ly/1xwBzgl

確かに円盤に羽が生えたようにみえます。申請用紙には、従来の飛行機の形は前頭部と後頭部に強い圧力を受けるため、強く重い構造になるという問題があるが、円盤形はこの問題がないとしています。円盤といえば、誰もがクルクル旋回すると想像しますが、飛行機の流線型の胴体部分が丸くなっただけで、従来の飛行機同様に飛行するようにみえます。

まだコンセプトの段階で、開発の段階に入る、あるいは将来製造される可能性があるかどうかは未知数ですが、面白いと思います。

興味深いのは形だけではありません。エコノミークラスは、従来の椅子ではなく、自転車のサドルのようなものに立って寄りかかるデザインになっています。長時間の間、耐えられるかどうかという疑問が残りますが、まさに発想の転換。また、バーチャルのヘルメットで音楽や映画を楽しむことができるとしています。コックピットには窓がありません。

GEの航空機エンジン部門の技術担当者は、「航空機の燃料消費を削減するアプローチだ」と評価しています。一方、エアバスのライバルにあたるボーイングが出資している研究所のアナリストは、やや懐疑的だとFinancial Timesが伝えました。

軍事用は、多種多様な形が既に製品化されていて、民間旅客機の形が大きく変わってもおかしくない。まだ「夢」の段階ですが、将来が楽しみです。

 
[NOVEMBER 18, 2014]  No 01056495    

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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