2分でわかるアメリカ

2014/11/18ブラックフライデーの目玉

クリスマスはキリスト教徒の祝日、コロンブスデーはアメリカ大陸の発見か侵略の歴史かで主張の違いがある祝日。これに対し11月の最終週の木曜日「Thanksgiving Day(感謝祭)」は、家族、友人、知人に感謝するという単純なイベントであり、アメリカ人が最も好む祝日のひとつです。

今年の感謝祭は今月27日。そして、翌28日金曜日は、1年で最もモノが安くなるという「ブラックフライデー」です。個人的には、想像を超える混雑を過去に経験しているので、回避したいのですが、娘は洋服を買いに行きたいと言っています。

今年のブラックフライデーの目玉は何か。40%引きは当たり前、70%引きでも驚かない洋服は目玉がないというか、全てが安くなります。ハイテク商品はどうか。

リークされた量販店の広告をみると、いくつかの目玉があります。最も人気を集めそうなのがアップルの最新タブレット、iPadエア2。家電小売り最大手のベストバイで全てのモデルが100ドル(約1万1600円)引きになるほか、多くの小売店が大幅に値引きします。アップルが買収したビーツのヘッドフォン、ソロは半額以下になります。

ここ3-4年のブラックフライデーの目玉のひとつだった大型テレビもさらに安くなります。ベストバイは、パナソニックの50インチを200ドル(約2万3200円)、サムスンの4Kの55インチを900ドル(約10万4400円)で販売します。

このほか、値引きがほとんどないビデオカメラのゴープロは前のモデルのヒーロー3+が50ドル(約5800円)引きとなり、人気を集める予感がします。

ABCニュースによりますと、ブラックフライデーの前週、先週金曜日からロサンゼルス郊外のベストバイの前には、既に2人の女性が泊まり込みをしているそうです。大型テレビを半額で買うためだそうです。24時間×14日=336時間待つ価値があるかどうか。どう思いますか。

 
 [NOVEMBER 17, 2014]  No 01056494    

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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