2分でわかるアメリカ

2010/08/03ファースト・ドーターの挙式


ビル・クリントン元大統領とヒラリー・クリントン国務長官の1人娘、チェルシーさん(30)の結婚式が週末に、ニューヨーク市郊外のラインベックという町で執り行われました。

父親が大統領だった少女時代のチェルシーさんを国民が良く知っているだけに関心が高く、激しい報道合戦が繰り広げられました。しかし、スターや有名人の結婚式がテレビ中継までされる日本とは対照的に、主催者側は報道陣をシャット・アウト、空撮を防ぐため会場の上空は飛行禁止地域に指定されました。このため、メディアの報道は、サイド情報ばかりが目立ちました。でも、これが意外に面白いのです。

チェルシーさんが結婚したのは、元ゴールドマン・サックス、現在G3キャピタルというヘッジファンドに勤めるマーク・メズビンスキーさん(32)。両親は既に離婚しているのですが、ともに元下院議員。このため花婿とチェルシーさんは子供の頃、ワシントンで一緒に過ごしたのです。  

花婿のマークさんは、保守的なユダヤ教徒です。チェルシーさんはメソジスト系キリスト教徒なのですが、花婿を意識して、結婚式にユダヤの習慣が取り入れられました。500人が招待されましたが、その中には、映画監督のスティーヴン・スピルバーグ氏ら大物も大勢含まれていたようです。スピルバーグ氏も、もちろんユダヤ人です。かつてはほとんどなかった異教間の結婚にマスコミが注目していますが、最近では宗教の違いにこだわらないカップルが増えているようです。

結婚式の会場となったのは、有名ホテル、ウォルドルフ・アストリアの創設者でタイタニック号の沈没で死亡したジョン・アスター氏が1902年に建てた豪邸ですが、現在売りに出ているようです。現在のオーナーが、1200万ドル(約10億4400万円)で、去年から売りに出しているのですが、買い手は見つかっていません。でも、大物の結婚式の会場となったことで、「いい宣伝になりもしかしたら高く売れるかもしれない」と目論んでいるそうです。

式の写真のほんの一部がマスコミに配られたのですが、チェルシーさんの幸せそうな笑顔が印象的でした。アメリカのマスコミは、「式は終わった。チェルシーさんが妊娠するまで取材しなくてもいい」とほっとしています。

[August 01, 2010] No 010217

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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