2分でわかるアメリカ

2014/09/16iPhone6の予約注文でわかったこと

アップルの新型スマートフォン、iPhone6とiPhone6 Plusが今週金曜日19日に発売されます。「サムスンの後追いの大画面化でアップルらしさがなくなった」などの一部批判があったのですが、予約は好調でした。アップルは、世界での予約数が、12日の受付開始後の24時間で400万台を超え、歴代のiPhoneで過去最高になったと発表しました。

アメリカでは、予約注文は大きく分けて3つの方法があります。アップルのサイトから予約、AT&TやVerizonなど通信会社のサイトからオーダー、そして家電小売りのベストバイや文具のステープルズなど小売店やそのサイトで予約注文する、の3つです。

筆者は、12日の朝7時にアップルのサイトで注文しました。iPhone6のシルバーでAT&T用の16GBモデルを予約。発売日の19日に受け取れることになりました。しかし、もう少し遅かったら、受け取りは10月にずれ込んだようです。予約が殺到し、売り切れとなるサイトが相次ぎました。

きょう15日午前の時点で、iPhone6 Plusは、いずれのサイトも3週間から4週間待ちと表示されています。4.7インチのiPhone6の方は、色によりますが、1週間程度待ち。電話とタブレットの中間を意味する「ファブレット」と呼べる5.5インチのiPhone6 PlusはiPhone6よりも人気があった。「大きすぎる」と思っていたので、個人的にはサプライズでした。

一方、4.7インチのiPhone6の中では、シルバーが一番人気だということもわかります。予約状況をみると、2番人気は黒っぽいグレイ。前機種の5Sで最も人気があったゴールドの一部機種は19日に受け取れます。ゴールドの人気はいまいち。これも意外でした。

前機種は主要国でほぼ同時に発売されたのですが、iPhone6は、本社があるアメリカと同時に発売する国は絞られました。日本は19日に同時発売されますが、中国、ロシア、スペイン、イタリア、ニュージーランドなどは9月26日以降が発売日です。

1週間遅いだけではないか、と普通の人は考えますが、これがアプリの開発者であれば別問題。一日も早く入手したい業者が、店舗の在庫を求めてアメリカで行列するかもしれないとUSA Todayが伝えました。ニューヨークのアップルストアの前には早くも長い行列が出来ているようです。「アップル祭」ともいえるフィーバーぶりです。
 
 
[SEPTEMBER 15, 2014]  No 0105618

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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