2分でわかるアメリカ

2014/08/08ハワイに行く人、ご注意!

今週末に日本からハワイへ向かう便がピークを迎えると聞きました。お盆休みを過ごす日本人の家族でごった返しているワイキキ通りが目に浮かびます。ただし、今週末のハワイ旅行は特に注意が必要です。

8月のハワイは、熱帯性低気圧の影響を受けることで知られています。フィリピン沖などで発生したハリケーンが弱まったもので、高波や激しい雨に見舞われることが多くあります。今週後半は2つのハリケーンが相次いでハワイを襲うとの予報が出ています。

最初はIselle(イセール)と名付けられたハリケーン、きょうから明日9日にかけてハワイ島を直撃する可能性があります。ハリケーンはその後、人口が多いマウイとオアフに進むとの予報です。そして、別のハリケーンであるJulio(フリオ)が続き、10日日曜日までにハワイを直撃する可能性があるとみられています。先週末もハリケーンが直撃する可能性がありましたが、幸い勢力が衰え熱帯性低気圧に変わり、目立った被害はありませんでした。

1950年から去年までの63年間に、ハリケーンがハワイを直撃したのは3回だけです。この間、147のハリケーンが発生しましたが、小さなハワイ諸島を直撃するのは非常に稀であることがわかります。ハリケーンがハワイを前回直撃したのは1992年、22年前のことです。当時は、6人が死亡、カウアイ島で1400の家屋が全壊または半壊しました。被害額は18億ドル(約1800億円)にのぼりました。

久しぶりのハリケーン直撃の予報に、ハワイアンは警戒しています。州政府は厳重な注意を呼びかけています。APによりますと、地元の人が買い物するスーパーマーケットでは、飲料水、トイレットペーパー、そして「スパム」を大量に買いだめする人であふれているそうです。「スパム」はいかにもハワイアンらしい。また、島を結ぶアイランド・エアのほとんどの便がキャンセルされています。

これからハワイへ向かう人。8月中にハワイ旅行を計画している人。現地ではハリケーンにご注意を。
 
 
 [August 07, 2014]  No 0105591

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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