2分でわかるアメリカ

2014/08/07下着丸出しはどうか

日本は非常に蒸し暑い日々が続いていると聞きます。「クールビズ」で最近は少し変わったと思いますが、それでも東京では長袖のワイシャツとスラックス姿が多い。残暑の中、大変だと想像します。

アメリカでも、ニューヨークではワイシャツやジャケットを着ている人が多いです。対照的に、年間を通して温暖なロサンゼルスはカジュアルです。銀行家も弁護士も季節を問わずカジュアルな服装をしています。それがオフとなると超ゆるくなる。

ビーチが近いサンタモニカでは、露出度が高い洋服を着ている女性が目につきます。ヘソ出しは当たり前、「ブラジャー丸出し」にも慣れました。セクシーなユニフォームで知られる「フーターズ」は東京やニューヨークでは混んでいますが、サンタモニカ店は結構空いています。店の前をビキニの若い女性が普通に歩いているからではないかと前から思っていました。

若い男性の間では、ゆるゆるのジーンズを腰までさげて下着を見せるファッションが依然として流行っています。ヒップホップやスケボー文化からきた「下着見せファッション」ですが、最近は露出度が一段とアップしています。いっそのこと、ジーンズを脱いだ方が楽だろうとさえ思えるほどです。「おっさんファッション」の対局にあるファッションです。

サンタモニカで当たり前の光景になった下着見せファッションですが、アメリカ東部フロリダ州のオカラ市では、それを禁止する条例ができました。一般道や公園、プールなどで警告に従わなかった場合、最長で6か月の禁固刑、もしくは500ドル(約5万円)の罰金が科せられます。「社会の良識」を守ることが目的だそうです。当然ながら反対する人が少なくありません。ファッションを通じた自己表現を禁じるものだとするアメリカらしい意見。

きのう夕方、近所のストアにパンを買いに行ったら、ガウンで買い物しているご夫人がいました。前が大きく開いていて、中に着ているネグリジェが丸見え。サンタモニカに住んでいても、さすがにゆるみすぎ。でも誰も気にしていないところが凄いと思いました。
 
 
[August 06 , 2014]  No 0105590







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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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