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2014/07/16オバマ変わる?晩餐会の後にもう一回ディナー

政治家、特に大統領や首相には公式晩餐会やワーキング・ディナーと呼ばれる夕食をとりながらのミーティングがつきものです。アメリカの大統領となるとやたら多い。今年4月に訪日した際、最初の晩に安倍首相の招待で数寄屋橋の「次郎」で寿司をつまんだのも「仕事」です。オバマ大統領は半分残したそうですが。

来客や外国訪問時の公式ディナーの後、オバマ大統領がもう一回ディナーをしているとThe New York Timesが報じました。それも、政治とは離れたプライベートなイベント、知的なディナーだとしています。

オバマ大統領が先月、パリを訪れた際、シャンゼリゼ宮殿に近いミシュランの星がついたレストランLe Chibertaで、フランスのオランド大統領主催の晩餐会に出席しました。晩餐会では外交問題を話し合い、ケリー国務長官や大統領補佐官も出席しました。晩餐会の後、オバマ大統領はHelenという別のレストランをプライベートに訪問。パリに住む友人らと2時間以上、ディナーを楽しみました。ボディーガードがテーブルの近くで睨みを利かせていたと思いますが、いつも一緒のスタッフの同席はありませんでした。

今年3月にローマを訪れた際は、駐伊大使に頼み、大使邸でプライベートなディナーを楽しみました。参加したのは、イタリアの建築家、物理学者、フィアットの会長兼サッカーチームのオーナーらで、政治の話はいっさいせず、宇宙や科学、スポーツなど幅広い話題を楽しみました。ワインは、ブルネッロの当たり年2006年物だったそうです。

オバマ大統領は、ワシントンでもソーシャル・ライフを楽しんでいます。The New York Timesは、2人の娘がティーンエイジャーになり、自由な時間が増えたことも影響しているとしています。夕方6時半に家族でディナーを食べた後、もう一回、別のディナーに行くことが増えています。最近では、ハリウッド関係者やシリコンバレーの関係者とプライベートなディナーを楽しみました。

ビル・クリントン大統領(当時)は、ヒラリー夫人とソーシャル・ライフを楽しんだことで知られています。オバマ大統領は、どちらかというと「内向き」だったのですが、2期目に入り変わったようです。退任後を考えているのか、それとも余裕が出たのか、あるいは、知的好奇心に目覚めたのか。理由は明らかではありません。プライベートな時間が深夜に及び、午前中のホワイトハウスでの公式日程が短縮されることもあるそうです。
 
 
 [July 15, 2014]  No 0105575

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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