2分でわかるアメリカ

2014/07/08マクドナルドの人気度

世界には数知れないほど多数のファーストフードがありますが、規模と知名度の点ではアメリカのファーストフードが群を抜いています。特にマクドナルドは、モスクワでも、ローマでも、ホーチミンでも、世界のどこにいっても見かけます。ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)も同様。しかし、味はどうか。

有力なコンシュマー・リポーツ誌が、アメリカ人3万2405人を対象に実施したアンケート調査で、マクドナルドとKFCの人気が意外に低いことがわかりました。また、アメリカ人であれば誰でも知っているタコベルもランキングが低く、ファーストフード業界が驚きました。

ハンバーガー部門のトップはIn-N-Out(イン・アンド・アウト)。カリフォルニアを中心にアメリカの西部地区で展開するハンバーガー・チェーン店です。個人的にも美味しいと思いますし、値段もリーズナブル。最大手のマクドナルドの味は21位にランクされました。あまりの評価の低さにマクドナルド本社が衝撃を受けたのではないかと想像します。

チキン部門のトップは、Chick-fil-A(チックフィレー)。東海岸に拠点を構え、2、3年前からカリフォルニアでも展開をはじめました。「教会に行く日曜日」が定休日のファースフード店です。KFCは意外にも8位。本拠地であるアメリカでは人気がないことがわかりました。一方、メキシコ料理部門では、Rubio(ルビオ)がトップで、最大手のタコベルは8位でした。

アメリカではいま、ファーストフードにカロリー表記が義務づけられています。若い世代を中心にヘルシー志向が強まっていて、大手のファースフード店から、小規模ながらヘルシーで質の高いファースフードを提供する店にシフトしていることがコンシュマー・リポーツ誌の調査結果から読みとれます。
 
 
 [July 07, 2014]  No 0105571







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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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