2分でわかるアメリカ

2014/04/15欧米の訪日が確実に増えている

いま、日本にいます。ロサンゼルス発のデルタ便で着きました。夜10時半に羽田空港着の637便は満席でした。

アメリカ発で羽田に到着するのは少数派です。ロサンゼルスから東京には毎日9便が飛んでいますが、羽田行きはデルタと全日空しかありません。羽田の方が便利なのですが、なぜか成田便ばかり。羽田空港が拡張されても、アメリカ便は一向に増えない。なぜか。成田便の搭乗者の多くがトランジットだからです。シンガポールなどアジア行きの人が成田を経由しているのです。羽田は乗り継ぎ便がほとんどない。別の言い方をしますと、アメリカから東京に行く人が少なかったということです。

しかし、今回利用したデルタの羽田便は満席でした。いつも同じ便を使っていますが、ここ2、3年でなかったことです。しかも白人のアメリカ人が多い。確実に日本に行くアメリカ人が増えていると思います。

新幹線でも白人が目立ちました。銀座にも白人の家族連れやカップルが。「非英語圏」の白人も多い。2011年の東日本大震災以来、多くの欧米人が日本を去りました。日本人が想像しているより放射能汚染への懸念は依然として高いのですが、確実に後退しています。80円台の時と比べ円安水準になったことも追い風となっています。

今後、日本を訪れる外国人、特に欧米人が増えることは確実だと思います。ただ、実際に来てみると、多くの障害を経験します。多分、もっとも困るのはWi-Fiです。開かれたWi-Fiが少なく、外国人が苦労しています。スターバックスが「事前登録必要」で、外から来る人に冷たいのにも驚きました。また、JRと複数の民間会社が混在する東京の電車は複雑すぎて、外国人が理解するのは不可能。「JRパス」のような全鉄道会社共通の外国人向けパスがあると利用が増えるのではないかと考えます。Wi-Fiと電車の問題が解決できれば、日本は大幅に「外国人フレンドリー」になるかもしれない。

外国に住む日本人として、日本を訪れる外国人には日本を楽しんでほしい、と強く思います。
 
 
[April 14, 2014] No 0105511

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2018.06.23 更新「トランプ関税」、NYダウ狙われる?※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(18日更新)はこちら(マイページへログイン)アメリカのトランプ大統領は22日、EUから輸入される自動車に…
  • 2018.06.22 更新米中の報復関税、最初の兆候※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(18日更新)はこちら(マイページへログイン)トランプ大統領の言動がきっかけで、貿易をめぐる米中関係が貿易…
  • 2018.06.21 更新ダウ平均のオリジナル企業、全除外※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(18日更新)はこちら(マイページへログイン)S&Pダウ指数委員会は19日、ニューヨーク株式マーケットのダ…
  • 2018.06.20 更新米中間選挙のマーケット予想※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(18日更新)はこちら(マイページへログイン)ロシア疑惑、移民をめぐる「不寛容政策」、中国との貿易戦争。ア…
  • 2018.06.19 更新増える米資産バブル論※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(18日更新)はこちらウォール街関係者は「バブル」という言葉を使うことを可能なかぎり避けています。誰も使い…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカがわかる)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ