2分でわかるアメリカ

2014/04/05「お金持ちの掟28」いくらあればリッチと言えるか

ロンドンに旅行したことがある普通の人は誰もが同じことを感じると思います。「物価が高い」と。1ポンド=1ドルで計算すると、ちょうどいいぐらい。いまは、1ポンド=1.65近辺で取引されていますから、イギリスの物価がアメリカより60〜70%程度高いと感じます

アメリカからみると、食費から洋服、教育費や不動産など、イギリスのあらゆるものが高く感じます。円相場は去年約20%価値が下がりましたから、日本人は「非常に高い」と思うかもしれません。ユーロも高いと感じるのですが、ポンドほどではありません。

オラクル・キャピタル・グループがイギリスの500人を対象にアンケート調査を実施しました。物価の高いイギリスで、いくらあったらリッチに感じるか、という質問です。

アンケートに答えた55%の人は、1000万ポンドあればリッチになったと感じる、と答えました。円に換算すると約17億円です。また、200人は、最低でも1000万ポンドが必要だと答えています。アンケート対象者は、当然ですが富裕層です。

オラクル・キャピタルは「住宅価格が上昇し、ペーパー上のミリオネアが増えているが、リッチになったと感じる人はいない」とコメントしています。イギリスのミリオネアとは、100万ポンド(約1億7000万円)を超す個人資産を持っている人のことを指しますが、もはやミリオネアはリッチではないということです

「Who Wants to Be a Millionaire?(日本版はクイズ$ミリオネア)」というクイズ番組が世界中でヒットしましたが、1000万ポンド(約17億円)もしくは1000万ドル(約10億円)を超える個人資産を持つ個人を指す「decamillionaire(デカミリオネア)に番組名を変える必要があるかもしれません。
 
 [April 04, 2014] No 0105505

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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