2分でわかるアメリカ

2014/03/18請求書をみて大ショック

週末のロサンゼルスは暖かい、というよりも暑かったです。日曜日の気温は摂氏32度に達しました。サンタモニカのビーチは人でいっぱい、海に向かう道路が大渋滞しました。

ロサンゼルスでは2月中旬に一時的に大雨が降りましたが、去年末からいままで、冬らしい日がほとんどありませんでした。ダウンジャケットを着る機会は一日もありませんでした。

政府の統計によりますと、アメリカ西海岸の気温は平年と比べ5%暖かく、対照的に中西部の気温は平年と比べ19%低かった。また、北東部は13%寒かったです。寒波が何度も中西部から東部を襲いました。ちなみに、きのうのニューヨークの最高気温は摂氏2度、最低気温はマイナス5度でした。

エネルギー関連の情報をまとめている政府機関によりますと、今年の冬の暖房費の平均は前年比で54%上がる見通しです。ちなみに冬の定義は去年10月1日から今年3月31日までの期間を指します。西海岸は暖かかったので、中西部と北東部が平均値を大幅に引き上げたことが想像できます。ちなみに我が家は、ダウンジャケットどころか、一度も暖房を使いませんでした

中西部で最も多い暖房の手段は電気、2位はプロパンガスです。中西部の冬の電気代平均は前年比5.2%上昇の1004ドルでした。プロパンガスは65.5%も上がり2212ドルでした。1カ月あたり368ドル(約3万6800円)です。北東部のプロパンの平均は2412ドルでした。

これらはあくまでも平均。東部地域で少し大きめの家に住んでいる知人の1月の燃料代は1000ドル(約10万円)を超えたそうです。燃料費に加え、寒波で通勤が不可能になったことによるホテル代や除雪代が高くついたと知人は嘆いています。

「シェールガス・ブーム」と良く言われます。天然ガスや原油からつくられるプロパンガスや液化石油ガスのアメリカの輸出額は記録的な水準に増加しました。しかし、国内の燃料費は下がるどこか、上がっています。仕組みが悪いのでしょうか。
 
 
 [March 17, 2014] No 0105491

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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